エンジンの気筒数について 直4、V6、V8の違いはどこにある?

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V8エンジン

 

エンジンの種類は「3気筒」「4気筒」「6気筒」などシリンダーの数で分けることができます。「直4エンジン」「V8エンジン」といった表記はクルマ雑誌などでよく見かけるのではないでしょうか。

 

エンジンの排気量は「シリンダー内の容量×気筒数」で決まります。例えば1気筒あり150ccの容量の場合、、3気筒エンジンなら450cc、4気筒エンジンなら600ccの排気量になります。

 

気筒数はクルマの場合、3気筒から始まります。オートバイは1気筒エンジンもありますが、性質上振動が大きくなるため車では使われません。多気筒エンジンはピストンが動く際にお互いの振動を打ち消し合います。1気筒だとこれができません。さらに同じ排気量なら、多気筒の方がシリンダーの膨張力が小さくてすむためスムーズに高回転まで回ります。とはいえ気筒数にも限界があり、だいたいV型12までが限界です。

 

フィエスタ

(直列3気筒のフォード・フィエスタ)

 

 

センチュリー

(日本で唯一V12エンジン搭載のトヨタ・センチュリー)

 

 

これは気筒数が多ければ、大きいほど搭載スペースが必要になるため。シリンダーを一列に並べる直列エンジンは6気筒まで。このエンジンの置き方はほぼ縦置きに限られます。

 

 BMW直6エンジン

(直6エンジンといえばBMW)

 

6気筒以上になる場合は、直列ではなく左右にシリンダーを配置するV型エンジンにする必要があります。例えばV8エンジンはは左右に4本ずつシリンダーを分けることで8気筒を実現しています。

 

V型エンジンでもV12までが限界なのはお話した通り。これ以上になると構造が複雑になる、構成パーツが多くなり重量が増えるなど、デメリットが目立ってきます。V12エンジンで大パワーを得たとしても、自らの重さでそのパワーをスポイルしてしまったり、ブレーキやサスペンションに大きな負荷がかかるようでは意味がなくなってしまいます。

 

気筒数が少ないほど低コスト、コンパクト、低燃費というメリットがあり、一方で振動か大きいというデメリットがあります。逆に気筒数が多いほどスムーズで静かな一方、スペースを圧迫するというデメリットがあります。

 

そのクルマが軽自動車なのか、それとも高級車なのか、あるいはスポーツカーなのか、といったクルマのコンセプトによって、最適なエンジンは変わります。各自動車メーカーは様々なエンジンを開発し、適材適所で選択しているのです。

 

 

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