photo:HONDA モデューロX 公式HPより
ホンダが注力するNBOXカスタム
前回の記事では、フルモデルチェンジされるNBOXのベース車について改良点や変更点を解説しました。
今回はNBOXカスタムについて紹介します。
NBOXカスタムは今回のモデルチェンジでも、軽自動車シェア首位奪還を目指すホンダが特に力を入れているクラスです。さっそく見ていきましょう。なお、以下の内容はGターボLパッケージの内容に基づきます。
エクステリアデザインの変更点
新型NBOXカスタムのデザインコンセプトはパワー&エレガンス。
ミニバンとしての強さ、カスタムとしての気品の両立を目指しています。
これはNBOXのターゲットであるいわゆる「マイルドーヤンキー」を意識したものでしょう。
エクステリアの具体的な変更点は以下になります。
- LEDポジションランプ/LEDフォグライト
夜間でもカスタムらしい力強さを演出しています。
- 各部に施されたメッキガーニッシュ
ベース車もナンバー周りなどにメッキガーニッシュが施されていますが、カステムではさらにフォグライトの周囲やバックドアの底部もメッキガーニッシュになっています。
マイルドヤンキーを意識した仕様だけあって、随所にちょっとした「ワル」な雰囲気が漂っています。
インテリアの強化
インテリアも多くのユーザーが納得できるような質感の高い作りになっています。
- 合皮コンビシート
N-WGNで好評の合皮コンビシートを採用しています。
- ドアスイッヂパネル加飾
パワーウィンドウやドアロックのボタンが配置されたパネルがシルバー調に加飾されています。
- リア席足元照明
これまでもN-WGNカスタムなどでは運転席や助手席、インパネ中央などを淡く照らすイルミネシーョンが装備されていました。マイナーチェンジ後のNBOXカスタムではこれをリア席足元にも装備。上質で大人の雰囲気に演出してくれます。
ちなみに速度計などのメーターグラフィックも一新されています。ブラックを基調に各部にシルバーを配置。イルミネシーョンやメーターグラフィックによる照明演出。
前回の記事でも紹介したように、NBOXは子育て中のママさんを応援する内容になっていました。それと比較して、NBOXカスタムは仲間と連れ立って遊びに出かける若者をターゲットしていることがわかります。
気になる価格は?
内装、外装ともに強化され、上質感がより増したNBOXカスタム。ベース車は様々な装備が投入されていながら、同グレードで比較すると現行モデルよりも抑えた価格になっていました。これは基本的にはNBOXカスタムでも変わらないようです。
- 現行GターボAパッケージ1738千円→変更後GターボLパッケージ1670千円。
6万8千円のプライスダウン。
- 現行GAパッケージ1615千円→変更後GLパッケージ1560千円。
5万5千円のプライスダウン。
- 現行Gパッケージ1502千円→変更後Gパッケージ1520円。
1万8千円の値上げ。
なお、ベース車と同様4WDは価格高になっています。
2回渡って2015年のNBOXマイナーチェンジ について、詳細をお届けいたしました。
一般的にモデルチェンジがあると、現行モデルの中古車の価格は下がります。
旧型になってしまうので当然とも言えますが、モデルチェンジした新車を買うか、
安くなった中古車を購入するか迷い所ですね。
これからも水原車輛販売では、新車やモデルチェンジ車についてどんどん情報をアップしていきます。
ご期待ください。
NBOXベース車のモデルチェンジに関する記事は下のリンク先をご覧ください。
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