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【徹底比較】新型ハイゼットトラックとキャリィトラックの違いを解説

シェアNo.1の軽トラ「ダイハツ ハイゼット」

水原車輛販売では普通車はもちろん、商用車や重機なども取り扱っています。そこで今回は農家さんや建設業にお勤めの方にオススメの一台を紹介します。

それは「ダイハツ ハイゼット」です。私が紹介するまでもなくハイゼットは軽トラの代名詞でもありますが、普段なんとなく目にしているだけではわからないものです。そこで専門家だからこそわかる細かい部分について解説していきます。

ハイゼットを語る上で外せないポイントは3つ。
「快適な室内空間」「豊富な収納」「クラストップの低燃費」です。

 

快適な室内空間

ハイゼットにはフルファブリックとプリントレザーの2種類のシートが用意されています。特にフルファブリックは撥水加工が施されており、作業中に濡れたとしても簡単に拭き取ることができます。

ちなみに運転シートのスライド幅は14cmに設定されており、様々な体格に合わせて最適なポジションにアジャストできます。身長180cmまでの方が着座できるのもこのクルマの特徴です。

 

天井高だけでなくの室内幅でも、ハイゼットはクラストップの大きさです。実際の数値でいうと1340mm。他社と比較すると、スズキキャリィの室内幅が1310mm、ホンダキャリィが1255mmなので他よりもゆったりとした空間を確保できています。軽トラは毎日の仕様が前提なので、こうしたゆとりのある室内空間は疲労軽減にも繋がります。

疲労軽減といえば、ドアの開閉についても注目です。ハイゼットはドアの開口部が大きく作られており、乗り降りがとてもラクになっています。ドアの開く角度はハイゼットが67度、キャリィが60度、アクティが58.5度です。下の画像をご覧になると、その開き具合がよくわかると思います。

普段、「クルマのドアがどれくらいまで開くか」なんて気にしたりしません。しかし、こうした仕事使いのクルマは頻繁に乗り降りを繰り返します。だからこそ、こうした細かい部分の作りで身体への負担が変わってきます。要チェックのポイントです。

 

豊富な収納

実用車である軽トラで外せない部分が収納です。ハイゼットにはなんと20種類のポケットがあります。もちろん普通車にもダッシュボードやドア周りにはポケットがありますが、その比ではありません。

また一口にポケットと言ってもただ開いていればいいわけではなく、そこに「何を入れるか」で最適なサイズや深さは異なります。たとえば小銭を載せるトレイが変に深かったら使いにくいですよね。

ハイゼットはティッシュ箱サイズのインパネポケット、A4ファイルが収納可能なドアポケット、A4キングファイルが収納可能なグローブボックス、ちょっとした小物を入れるコンソールポケッドなどが様々な用途に合わせたポケッテリアになっています。

特に助手席トレイはセンタートレイが一つに繋がっており、様々な仕事道具を収納できるワイドな作りになっています。普段クルマに乗っていても「あれがない。これがない」とあちこち探すハメになるとイライラしますよね。欲しいものがすぐに取り出せれば、仕事の効率も上がります。

 

クラストップの低燃費

ダイハツは第3のエコカーとして軽量化とガソリンエンジンの効率を高めた『e:sテクノロジー』を推進しています。ハイゼットにもこのe:Sテクノロジーが活用されており、クラストップの低燃費を実現しています。

(e:Sテクノロジーに関しては以前に書いたこちらの記事をご覧ください)

ハイゼットのJC08モードそうこうにおける燃費は2WD・MTで19.0km/Lです。これは同じ2WD・5MTにおけるスズキャリィの18.6kmを上回っています。またこうした環境性能とは別に、タンク容量が大きい(38L)のもハイゼットの魅力の一つです。

タンク容量が大きければ、それだけ給油回数が減ります。仕事場まで急いでいるのにガソリンがなくて、スタンドに寄らなくてはならない。こうした時間のロスを減らせます。

 

ユーザーの声を反映した「仕事がしやすい」軽トラ

今回は、ダイハツのハイゼットについて、「快適な室内空間」「豊富な収納」「燃費」の3点からその魅力を解説しました。

ハイゼットは「ユーザーがいかに仕事をしやすいか?」ハイゼットをテーマに、負担軽減や作業効率向上を目指して作られたクルマです。2014年に15年ぶりとなるフルモデルチェンジが行われ、現代で求められる経済性や環境性はもちろん、ユーザーの生の声を生かした作りになり更に進化しました。

水原車輛販売、オススメの軽トラです。

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