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スズキが満を持して発表した遊べる軽「ハスラー」は
カーオブザイヤーを受賞しました。
それに対抗すべくダイハツが生んだのが、このウェイクです。
ウェイクのウリは何といっても、そのレジャー性でしょう。
釣り、サイクリング、キャンプ、登山、スノーボードからサーフィンまで。
自分次第であらゆるシーンに使いこなせるウェイクについて今回は解説します。
とにかくデカイ!
ウェイクの一番の特徴はその「大きさ」でしょう。
クルマの居住性を決めるのはタイヤの前輪から後輪までの長さホイールベースです。
ウェイクのホイールベースは普通車のマーチより長い2455mm。
これ自体はミライースと同じです。
しかし室内長を比べるとミライースが2000mmなのに対し、
ウエイクは2215mmと一割以上も長くなっています。
ちなみにハスラーの室内長が2035mmなので、
これは軽自動車でも抜きんでたサイズと言えます。
クルマの全長はウェイクもハラスーも同じ3395mmです。
にも関わらずなぜウェイクの方が広いのか?
それは徹底したトールワゴンにあります。
ウェイクの外観に注目してみると、徹底的に垂直に立ててあります。
全ての窓がほぼ90度に近い傾きです。
軽自動車のサイズは法律により定められています。
その中で広さを取るには天井を高くするほかに、
窓を立てるという方法があります。
こうした形状は過去にニッサン「キューブ」でも使われました。
一時代前のクルマなので今では珍しくもありませんが、
あの箱型の形状による室内の広さは当時話題になりました。
ハスラーもキューブと同じように窓を立てて、
限りなくボックス形状に近づけることで、室内空間を確保しています。
下の画像がニッサンキューブです。ウェイクとよく似ています。
またこの形状が生み出す運転席の視点の高さも注目すべき点です。
初心者や運転に自信のない方にぜひ気にして欲しいのが、この目線の高さです。
視点が高いと当然ですが、視界が広くなります。
これはウェイクに限らず、ミニバン全体で実感できることです。
視界が広がると自分のクルマの四隅を確認しやすくなるので、
ぶつけたりこすったりする危険が少なくなります。
こうした安全性のメリットもトールワゴンの特徴です。
様々なレジャーシーンで活躍するラゲージスペース
ウェイクはただ広いだけでなく、
多彩なシートアレンジとラゲージカスタマイズによって
様々なレジャーシーンに対応しています。
まずは釣りです。
ウェイクには専用オプションとして、
ロッドを天井にさげておくためのロッドホルダーが用意されています。
アウトドアで活躍するバッグドアターブにも注目です。
ちょっとした作業時の日射しを遮り、またシェードを全て下ろせば
周囲を気にせず着替えも可能です。
他にも天井を収納スペースにするネットや、
自転車をしっかりとホールドするサイクルホルダー、
ラゲッジを二段に分けてラゲージボードなどが用意されています。
ちなみにこのラゲージボードには脚が付いており、
自立してテーブルにもなります。
ハッチゲートの裏にはLEDランプが備えつけてあり、
はね上げた状態では天井から照らす照明になります。
レジャーとなると朝早く準備したり、そのまま現地で夜を明かすこともあります。
しかも、レジャー先は海や山や川なので辺りに街灯が少ないことが考えられます。
たとえば、夜釣りの釣果をクルマに積み込む場合などです。
そんな時にさっと照らしてスムーズに作業ができる。
この辺りもレジャーにピッタリの所以です。
まとめ
今回はダイハツの軽自動車ウェイクを解説しました。
レジャー目的のクルマはミニバンなとではさして珍しくありません。
しかし、それを軽自動車という限られたサイズで行っているのは、
ハスラーと同じ新しい試みです。
シートアレンジも多彩で全てのシートを倒せば、
そこで寝泊まりすることもできます。
帰宅を考えずに済めば行動範囲も一気に広がります。
自分次第でどんどん楽しさを引き出せるクルマです。
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