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コペンで160キロを走破! 乗ったからこそわかる細かい部分を徹底解説!
今回は水原車輛販売が所有する魅惑のレンタカー、
ダイハツ「コペンローブ」の実際の走りや、乗り心地について徹底解説します。
WEB専門スタッフが貴重な休日を返上して、
6時間ほど走行してくれた渾身のレビューです。ぜひご覧ください。
今回の走ったのは、水原車輛販売のある新潟県阿賀野市(旧水原町)から、
弥彦神社や弥彦山のある弥彦村まです。
走行距離にすると往復で160キロくらいです。
街中、シーサイドライン、登山道、高速道路など、
様々なシーンを盛り込んだルートを選んだので、
かなりコペンの素性が実感できるドライブでした。
内装インプレッション
というわけで早速出発。
一番最初に気になったのはフロントガラス上部でした。
開閉式の天井とぴったり合わさるためか、とにかくこれが視界に入ります。
ただ「だからマイナス」というわけでは全然ないです。
走って20分もすると距離感がわかって落ち着きました。
顔はトップシークレットです(笑)
もう一つ感じたのは車体全体に関して、
ドライバーが低い位置に座り込む感じになっています。
ドアの縁に対して、肘の位置がかなり低めです。
長時間ドライブして疲れてくるとドアに肘をかけたくなりますが、
コペンでその体勢は無理です。
コペンはご存じのようにスポーティな乗り心地や操作性を目指しています。
「ゆったり」ではなく「しっかり」とハンドルを握りなさい、ということでしょう。
まずは街中をDモードでドライブ。
加速は普通自動車にも見劣りしないどころかそれよりも良いくらいです。
スタッフの一人は古いタイプの1.5Lのシビックに乗っていますが、
「それより全然加速する」と感心していました。
私は1.3Lのマーチが愛車ですが、いわずもがなです。
この加速はやはり軽いからでしょうか。
コペンは軽自動車なので660ccながら830kg、
男性二人が乗ったら約1トンです。
でも、パワーが足りないとは感じることはありませんでした。
ちなみに停車するとアイドリングストップ機能が働きます。
走り始めて数キロの燃費は15.6km/L。
ちなみにこの数字は後半になるにつれて良くなって行きました。
最終燃費は次回公開です。
わかりにくいですが、運転席と助手席の間にあるドリンクホルダーです。
背もたれよりも後ろにあるので取り出しにくいです。
水分補給は信号などの停車時に行いましょう。
上空を見上げると、雲一つなく燦々と照る太陽が。
この日は絶好のドライブ日和でした。
軽らしくない、さすがの加速感
海沿いの道までやってきてドライブモードをD(ドライブ)からS(スポーツ)に変更。
スポーツモードはシフトのアップ、ダウンが可能でマニュアル車の雰囲気が楽しめます。
ちなみにSモードもシフトチェンジしなければ、自動変速になっています。
親切設計です。
コペンはスポーツカーそのものではなく、
スポーツライクな走りも楽しめるクルマだと思います。
オープンでスポーティな乗り心地を、安価でオートマで楽しめる。
スタッフは「良い意味でオモチャ」っぽいと評していました。
この車を買うのはセカンドカーとして「遊びのため」に買う人が大半でしょう。
だからこそ気軽にスポーティな走りを楽しめるクルマとして
「大人のオモチャ」と呼ぶに相応しい作りになっています。
最近、ホンダがS660が発表して話題になっています。
あちらもライトウェイトスポーツカーに分類されますが、
もっと本格的な走りを目指しているようです。
しかし、なんでもかんでも本格的な走りが良いというわけでもありません。
なぜなら「本格」は「気軽さ」を損なうからです。
この辺りは「ユーザーがクルマに何を求めているのか」によって、
正解が変わる話だと思います。
なんことを考えていたら、同じオープンカーのBMW「Z4」が。
さすがにZ4の加速には勝てません。
カーブも地面に吸いつくような走りで、ノーブレーキでした。
こちらも普通車相手なら全然負けてないのですが。
まあ、そもそも勝ち負けの話ではありません。
ドライブフィールを楽しみつつ、海沿いを走ります。
コペンに乗って感じたのは「加速感」と「速度感」の違いです。
Sモードのコペンはまるでフロントがひっぱられるような感じで、ぐんぐん加速します。
一方で、一定の速度に達すると、あまり速度が出ている感じがしません。
よくフーガなどの高級車で高速道路を運転していると、
「もう100キロ出ているのか」と驚くことがあります。
自分では80キロくらいのつもりで走っていたら、
思ったよりも出ていたという感じです。
普通、車高が低いとスピード感が増すと言われますが、
コペンは逆にゆっくりに感じます。
(車体上部から撮影。この解放感はオープンカーならでは)
今回のレビューはレンタカーなので、車の操作にあまりなれていません。
「まごついてたから後続車の迷惑になるかな」と心配になって後ろを確認すると、
車間距離に全然余裕があります。
自分の体感速度よりも、車が速く走っているのです。
この辺りのドライブフィールは最初は戸惑うかもしれません。
でも、慣れてくるについて「余裕」に変わってきます。
そんなにせかせか走らなくてもいいからです。
最初の方でも言及しましたが、
よく軽自動車だと後ろに追い立てらて怖い思いをするがあります。
でも、コペンならそうした心配とは無縁です。
ライトウェイトスポーツカーと銘打っているだけはあります。
ちょっと長くなってきたので、記事を二回に分けます。
今回は街中と直線とカーブの多い海沿いでした。
次回は山道と高速道路です。引き続きお楽しみください。
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