4代目ロードスターがいよいよ発売
6月発売が決定したマツダ新型ロードスター。先月から既に予約も始まっています。
今回で4代目となるロードスターのテーマはずばり「原点回帰」。ロードスターはこれまでユーザーの要望に応える形でエンジンの排気量増大が進んできました。しかし、それは一方でロードスターの持ち味である「軽快感」を薄れさせてきたことは否めません。
今回のロードスターは日本仕様は1.5Lのみとなっています。直4DOHCエンジンのトルク・出力は15.3kgm/131PS。2000ccだった3代目ロードスターの19.3kgm/170PSに比べればパワーダウンしています。
ただその分車両重量も100kgほど軽くなっているので問題はないでしょう。ネット上のカーレビューを見ても、「遅い」といった意見はなく、むしろ「意外なほど速い」という意見が多数を閉めています。
外装・内装
最近はメーカーで共通のフロントデザインに統一することが多くなっています。マツダもデミオやアクセラがヘッドライトとラジエーターグリルが同じ高さにあるデザインになっています。
しかしロードスターはそれらとはちょっと異なります。全体的により「顔」っぽくなっています。ちょっと流し目っぽいヘッドライトが官能的で、私は結構好みです。
サイドは緩急のある伸びやかなデザインになっています。このデザインはドライビングポジションを中心にして決められたそうです。
ロードスターの特徴はその「低重心」にありますが、ドライバーのヒップポイントが20mm下がっています。まるでタイヤの間に座っているような感覚で、「人馬一体」感を強めています。
タイヤサイズは195/50R16。全グレード、ガンメタリック塗装の施されたアルミホイールです。タイヤは横浜タイヤのアドオンネオバ。同じライトウェイトスポーツカーとして話題になっているS660も同じものを履いています。
内装は左右非対称のデザイン。センターコンソールがドライバーより作られています。
新型ロードスターは現在の所、Sグレードのみ。その中からスペシャルパッケージとレザーパッケージも選択することができます。スペシャルパッケージの加飾は樹脂製、レザーパッケージは合皮製です。
またSグレードの場合は、カーナビがなく、オーディオ操作パネルに変更されます。ロードスターは外部接続ハブが用意されているので、iphoneなどのスマホで音楽やカーナビを利用できますが、必要な方は注意が必要です。
ステアリング径は366mmとコンパクト。AT車の場合はパドルシフト装備になります。
気になる燃費や価格は?
新型ロードスターの燃費は17.2km/L。「i-Eloop+i-stop」の搭載の場合は、18.6km/Lです。
価格は以下の通り。
- Sグレード:249万4800円
- Sグレードスペシャルパッケージ:マニュアル車270万円。AT車280万8000円。
- Sグレードレザーパッケージ:マニュアル車303万4800円。AT車314万2800円。
SグレードにはLSDといった装備がありません。しかし、かえってそのダイレクトな走り心地を求める方もいます。趣味性が強いクルマなので「単純に高価な方が良い」という話でもないようです。
以上、新型マツダロードスターについてでした。
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