新型5代目ステップワゴンの特徴
- 横開き可能なリアゲート「ワクワクゲート」
- 1.5L直噴ターボエンジン
- 安全運転支援システム「ホンダセンシング」
基本スペック
- 全長×全幅×全高:4690mm×1695mm×1840mm
- ホイールベース:2890mm
- 車両重量:1670kg
- 排気量:1496cc
- 最高出力:150PS/5500rpm
- 最大トルク:20.7kgm/1600~5000rpm
- JC08モード燃費:16.2km/L
その他の特徴
- キャプテンシートを標準装備
- 先代モデルから全長が125mm、全高が30mm延長
- 分割して床下格納できる「マジックシート」
エクステリア画像
5月15日に発売される新型ステップワゴン。画像はステップワゴンスパーダのものです。スパーダとノーマルの販売台数比はなんと8:2。圧倒的にスパーダの方が人気があります。その理由となっているのは、ずばり男性人気。
スパーダはその男性人気を意識して、丸みのあるノーマル車と比べてシャープな作りになっています。幅広く強調されたロワグリルもポイントです。
注目のワクワクゲート
注目はなんといってもワクワクゲートでしょう。ワクワクゲートははね上げ式のリアゲートを、横開きにもできるという新機能です。ちょっとした買い物をした時に、リアゲートをちょっとだけ開けられたら、という発想で生まれたそうです。そこからさらに人も出入りできたら、ということになって今の形になりました。
新型ステップワゴンはキャプテンシートを標準装備。さらに3列シートが分離して、床下に格納できるマジックシートという新型シートになっています。
その為、画像のように運転席からこのワクワクゲートまで移動できます。ミニバンは単に荷物を積めるだけでなく、人間が車内を自由に移動できるのも大きなポイントです。もちろんホンダ得意の「低床技術」も発揮されており、開口部地上高は445ミリ。
この新型ステップワゴンは室内移動性を最大限に実現したクルマと言えるでしょう。
エンジンは注目の1.5Lダウンサイジングターボ
ステップワゴンのエンジンは初採用となる直噴1.5L VTECターボエンジンです。これはいわゆるダウンサイジングターボで低燃費と力強い走りが魅力となっています。フォルクスワーゲン「ゴルフ」を初めとしてヨーロッパでは人気のタイプです。
ステップワゴンは最大トルクが20.7kgm/1600~5000rpmと低速域に振られており、ストップ&ゴーの多い市街地での使用が意識されています。頻繁な信号待ち、ショッピングに出かけた駐車場での発進などで力を発揮してくれそうです。
燃費はクラストップレベルのJC08モードで17.0km/L。さらにダウンサイジングターボは税金面でも優遇されており、購入時の重量税が50パーセント、取得税が60%、それぞれ免税されます。
ステップワゴン内装画像
ステップワゴンスパーダCOOL SPIRIT内装画像。黒を基調しています。メーター類はデジタル表示。
先進安全装備「ホンダセンシング」
こちらはオプションになりますが、ステップワゴンは先進安全運転システム「ホンダセンシング」が搭載可能です。
ホンダセンシングはミリ波レーダーと単眼カメラを使用し、
- 衝突軽減ブレーキ
- 誤発進抑制機能
- 路外逸脱抑制機能
- アダプティブ・クルーズ・コントロール
- 車線維持支援システム
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
以上、7つの機能を発揮します。道路上にある標識を検知し、インパネ内で表示し注意を促すほか、これまで検知が難しいとされてきた歩行者まで検知するようになり、ますます安全性が高まっています。
グレード別価格
ステップワゴン価格一覧
- Bグレード
FF 228万8000円
4WD 254万7200円 - Gグレード
FF 248万円
4WD 271万7600円 - G・EXグレード
FF 258万8000円
4WD 280万4000円
ステップワゴンスパーダ価格一覧
- SPADAグレード
FF 272万2600円
4WD 254万7200円 - SPADA COOL SPIRITグレードFF 288万7000円
4WD 308万1400円
ちなみにトランスミッションは全車CVTのみ。クールスピリットにはパドルシフトが装着されます。
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