軽自動車のミニバンとも言える「NBOX」
「軽自動車は安っぽい」
それが一昔前のイメージでした。
しかし、今は事情が異なります。
高級車にしかなかった先進装備がすぐに投入され、
シートなどもワンランク上のものが使われるようになりました。
もちろん今回紹介するホンダNBOXも同じです。
軽とは思えない充実した作りになっています。
ジャンルとしては「タント」や「スペーシア」と並ぶ背の高い、
いわゆる超ハイト系ワゴンに該当します。
(上:タント 下:スペーシア)
そのなかでもNBOXはフロントも短く切り詰められ、
「軽自動車のミニバン」といった感じです。
ミニバンに求められるもの。
それは家族乗りを考えた「居住性」と「安全性」です。
NBOXはそのどちらも満たしています。
様々な年代を考慮したゆとりのある空間
NBOXのシートは前席、後席ともゆとりがあります。
居住スペースの広さは主に4つで感じると言われています。
「頭上」「胸元」「膝周り」「足元」です。
頭上は全高1780mmなので十分すぎるほどです。
ちなみにフィットは1525mm、ヴィッツは1500mm。
一般のコンパクトカーより高くなっています。
膝下も前席シートとの間隔は2Lミニバン並です。
しかも、単に広いだけではありません。
お子さんから年配の方まで、幅広いユーザーを考慮しています。
NBOXの床は驚くほど低く作られており、
そのため誰でも乗り降りしやすくなっています。
また室内高が高く、シートをはね上げれば、
子供が立ったまま着替えられます。
シートアレンジも可能で人が乗らない場合は、
荷室を広げることができます。
単に便利なだけでなく安全性も高いのもポイントです。
スライドドアは電動でラクに開け閉め可能で、挟み込み防止機能付き。
他にもピラー(ドアとドアの間の柱)につかめるグリップを設置、
万が一の際にダメージを軽減する頸部衝撃フロントシートを採用。
などなど細かい配慮が行き届いています。
弱点は「燃費」と「走り」
そんな「全部乗せ」的なNBOXですが、もちろん弱点もあります。
それは機能満載ゆえの「燃費の悪さ」と「走りの鈍さ」です。
NBOXのライバルといえばダイハツのタントですが、
そのタントの燃費が28.0km/Lなのに対し、NBOXは25.6km/L。
スペーシアやデイズルークスにも及びません。
車両重量が950kgを超えるので加速性能にも不満が残ります。
ミニバンからのダウンサイジングを考えている場合は注意が必要です。
特に坂道の多い街で暮らしている方は、
ターボモデルを考えても良いでしょう。
軽自動車はサイズと排気量が国によって制限されています。
メーカーはその中でやりくりしなくてはなりません。
必ずどこかを「削る」必要があるのです。
しかし、それでもなおNBOXは間違いなく「優れたクルマ」です。
自分も初めて乗ったとき「これが軽の作りなのか!」と驚きました。
背が高いお陰でドライバーの目線も高く、運転しやすい。
お子さんの送り迎えなど、普段使いにも向いています。
平均月間販売台数は19000台超。
デビューから3年以上売れ続けています。
一時的な人気ではない、既に定番化した実力者です。
NBOXのオススメグレードは?
オススメグレードはG・Lパッケージ。(137万円)
最廉価のGグレードだとスライドドアから電動機能がなくなります。
また半ドアの状態でも勝手にしまる「イージークローザー」もつきません。
これだとさすがに不便なので、
機能と価格のバランスがいいLパッケージがオススメです。
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今回紹介したホンダ「NBOX」は人気車種で、
中古車もたくさん出回っております。
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