トヨタ「カムリ」の評価や燃費、オススメグレードは? クラウンよりも安価なLサイズハイブリッドセダン

スポンサーリンク



ミドルクラス、Lサイズセダン「カムリ」

 

今回紹介するクルマはトヨタ「カムリ」です。
トヨタのセダンといえば、やはりカローラが有名。

 

ではそのカローラとどこが違うのかというと、
もっとも大きな点は車格でしょう。

 

カローラが全長4400ミリのミドルサイズなのに対し、
カムリは4895ミリのLサイズセダンになっています。

 

ちなみにこれはクラウンと同じ全長です。
他社だと日産スカイラインが大体同サイズです。

cm002

(トヨタ「クラウン」)

cm003

(日産「スカイライン」)

 

しかし、上に挙げたクラスはいわゆる高級車です。
価格も450万円を越えてきます。
それに対しカムリは100万円以上安い350万前後という価格設定です。

 

この高級車に負けない車格と、
それにしては手頃な価格がカムリの一番の特徴ではないでしょうか

 

これはそもそもカムリが日本よりも大サイズが求められる
北米市場向けに作られたことに由来します。

 

<トヨタカムリ主要諸元>
全長×全幅×全高(mm):4850×1825×1470
ホイールベース(mm):2775
最低地上高(mm):150
室内長×室内高×室内幅(mm):2080×1525×1210
車両重量(kg):1540
最小回転半径(m):5.5
JC08モード燃費(km/L):23.4
総排気量(cc):2493
エンジン種類:直列4気筒DOHC
使用燃料:レギュラーガソリン
燃料タンク容量(L):65
最高出力:160PS/5700rpm
最大トルク:21.7kgm/4500rpm

パワーユニットについて

 

cm003

 

パワーユニットは2500cc直4エンジンに
モーターを組み合わせたハイブリッドのみ。

 

ハイブリッドと一口に言っても色々ありますが、
カムリはTHSⅡの改良版を採用しています。
これはアクアやプリウスにも用いられている技術です。

 

トヨタのハイブリッド技術に関しては多くを語るまでもないでしょう。
このカムリも動力性能と燃費性能を高いレベルで両立しています。

 

ちなみにカムリのエンジンはレギュラーガソリンを使用します。
上で挙げたクラウンやスカイラインはハイオクです。
この辺りもコスト的に嬉しい点ですね。

内装、外装

 

cm004 cm005 cm006

 

外観は最近のトヨタが採用しているキーンルック。
エンブレムとヘッドライトが一体化したデザインに、
大きく口を開けたようなロワーグリルが印象的です。

 

キーンは「鋭い」を意味します。
ただLサイズセダンということで大人向けを意識しているのか、
全体のフォルムはやわらかくなっています。

 

今年のモデルチェンジで若返りを果たしたカローラアクシオと比べると、
やはり落ち着いた印象があります。

cm007

(トヨタ「カローラアクシオ」)

 

デザインは人によって大きく意見が変わる部分ですが、
カムリの「鋭柔」が程良く混ざったバランス感覚は個人的に良いと思っています。

 

cm008 cm008 cm009

 

続いて内装。後席も含めて余裕があり、
大人4人が乗っても全く問題ありません。
クラウンと同サイズという強みが顕著に表れています。

 

ただ広いだけでなく質感の良さも魅力です。
もちろんクラウンなどと比べたら、地味で見劣りするかもしれません。

 

しかし、カムリもFFセダンではトヨタの最上位モデルという位置づけです
十分に上等なシートが使われています。

 

最近はミドルクラスでもワンランク上のシートを使うことがよくあります。
たとえばホンダのセダン、グレイスがそうです。良い時代になりました。

 

オススメグレードは?

 

カムリのおすすめグレードは
ハイブリッドGパッケージ(341万3782円)です。

cm010 cm011

Gパッケージは下記のように装備が充実しています。

 

・215/55R17タイヤ&17×7Jアルミホイール(センターオーナメント付)
・LEDハイマウントストップランプ(6灯)
・本革巻きステアリングホイール
・クルーズコントロール
・運転席8ウェイパワー&助手席4ウェイマニュアルシート
(運転席電動ランバーサポート付)
・UVカット機能付ソフトプライバシーガラス(リヤサイド・バックガラス)
・タイヤ空気圧警報システム(TPWS)
・防眩インナーミラー(手動)

 

「安ければなんでもいい」でもなければ、
「とにかく最高のものを」でもない。

 

「手頃な価格で、上質なものが欲しい」
カムリはそういったニーズに応えたクルマだと思います。

 

Gパッケージの上にはレザーパッケージが存在しますが、
価格が60万円上乗せされ400万円を越えてしまいます。
おそらくそこまでは必要ないのではないでしょうか。

 

なお、カムリは自動ブレーキといった先進安全装備をオプションで選択できます。
トヨタは衝突回避機能に対する対応が他メーカーよりも遅く、
そうした機能をそもそも選択できない車種も存在します。

 

こうした点から考えても、
カムリは「あらゆる点から見て賢い選択」
ということができるでしょう。

 

 

スポンサーリンク








コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です