各メーカーが鎬を削るミニバンカテゴリー。
なかでも一際、異彩を放っているのがホンダ・オデッセイです。
そのオデッセイに、ハイブリッドモデルが追加されました。
ハイブリッドモデルについて紹介する前に、
まずはオデッセイそのものについておさらしいましょう。
オデッセイと言えば、なんといっても車高の低さが特徴です。
他メーカーの全高はそれぞれ以下の通り。
- トヨタ・アルファード:1895mm
- 日産・エルグランド:1805mm
- 三菱・デリカD5:1870mm
これに対し、オデッセイの全高は1695mm。
実に100mm以上の差があります。
これを可能にしたのが、ホンダ独自の超低床プラットフォームです。
フロア下の燃料タンクや排気系を極限まで薄くすることで、
室内空間の拡大と、低重心化による運動性能向上を実現しました。
ミニバンというと、「家族乗りで走りは期待できない」というイメージがあると思います。
そんなお父さんの不満を解消したクルマです。
以上を踏まえ、今回発売されたハイブリッドモデルを見て行きましょう。
まずパワートレーンはアコードと同じ「スポーツハイブリッドi-mmd」を採用。
2Lの直4DOHCエンジンに、2つのモーターを組み合わせた構成です。
- エンジンだけで走るエンジンドライブモード
- エンジンとモーターで走るハイブリッドドライブモード。
- バッテリーとモーターのみで走行するEVモード。
この3種類の走行モードを、適宜使い分けて走ります。
たとえば低負荷の高速巡行時(100km/h以上)はエンジンで走行、
ストップアンドゴーの多い街乗りではモーターで走行といった感じです。
使われている走行用モーターの出力は184PS/32.1kgm。
これはトルクだけ見れば、3Lクラスのガソリンエンジンに相当します。
しかもモーターは、エンジンとは異なり発進時から最大トルクが発生します。
走りで非力さを感じることはないでしょう。
燃費だけでなく走りにも寄与するホンダのハイブリッドは、
他社にはないアドバンテージです。
気になる燃費はJC08モードで26.0km/L。(アゾリュートは24.4km/L~)
このクラスのミニバンとして、驚異的な数字です。
さらに特筆すべきが室内空間の広さ。
通常、ハイブリッドモデルは大型のバッテリーやモーターを制御するPCUを積むことになります。
そのため室内空間が犠牲になりがちです。
しかし、オデッセイはこれら機械部分の小型化に成功、
室内空間がガソリンエンジンとまったく変わりません。
ミニバンの魅力である室内の広さを損なわず、
ハイブリッドで燃費性能や運動性能を向上させる。
不振が続くホンダですが、その底力を見せつけられた感じがします。
オデッセイハイブリッドの気になる価格は356万円から。
ノーマルタイプと上級グレードのアブソルートタイプが用意されています。
なおハイブリッドモデルでは4WDの設定はなくFFのみ。
なお、エクステリアには大きな変更点はありません。
ガソリン車と比べて、55万から60万円の価格アップですが、
それに見合う価値を持つクルマなのではないでしょうか。
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