新型バレーノにも搭載!! 今後は1L3気筒ターボがトレンドに

3気筒ターボ
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・フォード・フェエスタ
・BMW・118i
・プジョー・308
・VW・ポロ

 

欧米のコンパクトカーでは3気筒ターボが流行しています。

 

その理由は欧州の排ガス規制です。
環境汚染に敏感なヨーロッパでは厳しい基準が設けられており、
これをクリアしつつ、走行性能も確保する目的で開発されました。

 

環境性能をクリアするため日本はハイブリッドに舵を切った一方、
欧米はこの3気筒ターボを選択したと捉えていいでしょう。

 

さて、この3気筒ターボの実力はどんなものなのでしょうか?

 

エンジンの気筒数は振動やエンジンの回転フィールに影響し、
一般的に気筒数が増えるほど上質な走りが期待できます。
高級車になるほどV8エンジンを使うのはそのためです。

 

そんな高級車もV8がV6へ、V6が直列4気筒に移行しています。
最近ではトヨタ・クラウンアスリートや日産・スカイラインが、
排気量を2000CCに抑えた直4エンジンを搭載しました。

 

クラウンアスリート

(クラウンアスリート)

 

スカイライン200GT

(スカイライン200GT)

 

特に直列4気筒が3気筒になる場合、
偶力振動などが問題になります。

 

エンジンはシリンダーの衝撃を
互いに打ち消しあうことで振動を抑えています。
(直列6気筒は特に優れており、シルキースムーズと言われています)

 

しかし、3気筒の場合はそれができません。
そのためバランスシャフトで補う必要があるのです。

 

他にも気筒を減らせば、エンジンは軽く、小さくなります。
従って前後の重量バランスも見直さなければなりません。

 

こうした対策には当然コストがかかります。
しかし、欧州では排出基準をクリアするために
「やるしかなかった」のです。

 

実際、私もフォード・フィエスタを運転した経験がありますが、
エンジンフィーリングや振動といった点で、
とても3気筒とは思えない上質な走りを体験しました。

 

一方、日本でも最近になって
3気筒ターボ車が発表され始めました。

 

なかでも注目なのが今年3月に発売された
スズキのコンパクトカー「バレーノ」。
5月13日に1L、3気筒ターボモデル「XT」が追加されます。

 

バレーノ

(新型バレーノ)

 

気になるバレーノXTのスペックは、
111PS/16.3kgm、燃費は20.0km/Lです。

 

これに対し3気筒ターボのベンチマークであるフィエスタは、
100PS/17.3kgm、燃費は17.7km/Lです。

 

トルクこそ劣るものの、馬力と燃費ではバレーノが上回ります。
さらにバレーノはフィェスタよりも200kgも軽く、
かなりパワフルな走りが期待できるのではないでしょうか?

 

スズキ以外にもホンダが去年、
件の1L、3気筒ターボエンジンの開発を発表しました。

 

先に挙げたクラウンアスリートやスカイライン、ステップワゴンなど、
2015年はダウサイジングターボを搭載したクルマが多く発売されました。

 

とはいえ、これはセダンやミニバンといった、
比較的な大きなサイズのクルマに限った話でした。

 

これに対し2016年以降はコンパクトカーに舞台を移した
1L、3気筒ターボエンジンの話題が増えることになるでしょう。
新車情報に触れる際は、
3気筒ターボというキーワードをぜひチェックしてみてください。

 

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