前回はこちら→海外で人気のクリーンディーゼルとは?
クリーンディーゼルが登場してい以降、
欧州でのディーゼル車のシェアは60%を超えました。
これに対し日本国内におけるクリーンディーゼルに対するイメージは
「うるさい。振動が大きい。黒煙を吐き出す」が定着してしまい、
ディーゼル搭載車はほとんど消滅してしまっていました。
そんなイメージを覆したのが2008年に発売された
日産の2代目エクストレイル20GTです。
エクストレイルはコモンレール式直噴ディーゼルターボを搭載。
このエンジンはピエゾ式インジェクターを採用。
微粒子化された軽油を超高圧で噴霧することで、燃焼効率をアップさせています。
また発生した黒煙はディーゼル・パティキュレート・フィルターで細く、
リーンNOxトラップ触媒でNOxを無害化します。
最高出力は173PSで2Lガソリンエンジン級、
最大トルクは36.7kgmで3.5L V6ガソリンエンジンに匹敵します。
日産はこのすでにルノーと提携していました。
このエクストレイルもルノーとの共同開発で、
欧州で培われたディーゼルの技術が生かされていました。
また日本のクリーンディーゼル車で外せないのが
やはりマツダのスカイアクティブD搭載車。
具体的にはデミオ、CX-5、アテンザ、アクセラなどが挙げられます。
(マツダCX5)
(マツダアテンザ)
現在、マツダは欧州市場を見据えた商品開発、販売を展開。
クリーンディーゼル技術を磨いたのはある意味、当然とも言えます。
クリーンディーゼルエンジン「スカイアクティブD」は
乗用車向けディーゼルエンジンで世界一の圧縮比14.0を達成。
従来比で20%の燃費改善を実現し、
さらにNOx後処理装置なしで、排出ガス規制をクリアするという離れ業をやってのけました。
CX-5以降登場したスカイアクティブ搭載車は日本でも大ヒット。
2011年時点で9000台だった国内デーィゼル乗用車市場は2013年には75000台まで急拡大しました。
2013年に売れた45000台のうち実に6割がスカイアクティブD搭載車という席巻ぶりです。
低燃費性や環境性能に対し、ハイブリッド一本だった日本メーカー。
しかしグローバル化の中で、クリーンディーゼルを無視できない空気が生まれてきました。
登場したのはエクストレイルの方が早いもののこちらはルノーとの共同開発。
日本のクリーンディーゼルの立役者といえば、やはりマツダになると言っていいでしょう。
次回はクリーンディーゼルエンジンの仕組みについて解説します
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