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    Categories: クルマの雑学

梅雨だからこそ気をつけたい 雨の日のクルマ運転術(1)撥水コートと親水コートの正しい使い方

空梅雨は6月まで、7月からは雨が多くなる

 

今年もいよいよ本格的な梅雨シーズンに突入しました。
関東などでは空梅雨で水不足も懸念されていますが、
気象庁の3か月予報によると7月は全国的に雨が多く、ジメジメとした日が増えるとのこと。

 

そんな梅雨に気をつけたいのが、日頃の運転です。
首都高速道路の調査によると、雨天の事故率は晴天の4倍にも上ります。
特に増えるのが「施設接触」で、これは雨により死角が増えたことが原因ではないかと考えられています。

 

そこで今回はどうすれば視界不良を抑え、死角を減らすことができるのか解説します。

 

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1.撥水コートや親水コートを塗布する

 

雨天の視界不良の原因は、やはり水滴そのもの。
ワイパーをかけていてもうまく拭き取れなかったり、
ワイパーの届かない部分が死角になってしまいます。

 

またサイドウィンドーやサイドミラーに雨が付着してそこが死角になると、
運転に集中できずに前方不注意、ということもあります。

 

こうした死角を減らすには撥水コートや親水コートを塗布するのがオススメです。

 

 

撥水コートは文字通り水を弾く性質があります。
水が膜上に広がらず水滴の状態になるので、走行風だけで吹き飛びます。
走行風が当たるフロントガラスやサイドウィンドーに使用します。

 

親水コートは逆に水をムラなく膜上に広げることで視界を確保します。
こちらは走行風が当たりにくい、サイドミラーに使用します。

 

 

撥水コートと親水コートは適材適所で使用することが大切です。
なおコートを塗布する際は油膜や水垢があると塗りムラが出来てしまい逆効果です。
研磨剤入りの油膜取りを利用して、汚れを取り除いてたから塗布するようにしましょう。

 

本格的な梅雨シーズンが到来する前に、

 

  1. 雨ジミ&油膜取り
  2. フロントガラスやサイドウィンドーに撥水コート
  3. サイドミラーに親水コート

 

この3つでしっかり対策しておきましょう。
価格はどれも800円前後。カー用品店などで販売されています。
本当にびっくりするくらい雨の日の運転が楽になります。
オススメです。

 

続きはこちら→梅雨だからこそ気をつけたい  雨の日のクルマ運転術(2)

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