レーシング要素を取り入れた新しいSUV
今年のジュネーブショーで量産車が世界初公開となったC-HR。
大ヒット中のプリウスに続く、
新プラットフォームTNGA採用第2弾となる
コンパクトSUVで巷では「プリウスSUV」という異名でも呼ばれています。
注目は世界最大級の草レース「ニュルブリクリンク24時間」に参戦した点。
最近流行しているクロスオーバーSUVといえば、
ラフロードとシティのクロスオーバーが普通です。
それをレーシング要素を取り入れているところに、
ニュージャンルのクロスオーバーを感じさせます。
外観&内装
C-HRが提唱するスタイルは「センシュアル スピードクロス」です。
SUVらしいマッシブなフットワークに
スピード感を感じさせるボディを組み合わせています。
外観はクーペ風SUVを取り入れています。
Cピラーのブラックアウト化して、
リアドアのアウターハンドルを目立たないようにするのは
ホンダのクーペ風SUVヴェゼルなどでおなじみの手法です。
フロントマスクについてはトヨタらしいキーンルック。
つり上がったヘッドライトに、台形型のロウアーグリル。
キーンルックは時にやりすぎ感が出ることもありますが、
SUVというキャラクターには似合っているのではないでしょうか。
内装は「走り」を意識しているだけあってドライバー主体の作り。
ハイテク機能をシックなデザインの中にうまく収めています。
コンパクトクラスで斬新な試みです。
メカニズム
公開されているパワトレーンは次の3種。
- 1.8L ガソリンハイブリッド
- 1.2L ガソリンターボ
- 2.0L ガソリンエンジン
ハイブリッドとガソリン車はFFとCVTの設定のみ。
ターボ車は6MTと4WD仕様も用意されるとのこと。
TNGA第1弾のプリウスはその性能を「燃費」に振り分けました。
このCH-Rは「走り」に重点を置いています。
(ニュル24時間に参戦したC-HR)
以上からメインになるのはターボ車でしょう。
ただ日本のマーケットではハイブリッドでなくては
勝負にならないという状況もあります。
実際にどちらが選ばれるかは、
トヨタの意向通りにはならないかもしれません。
C-HRの2017年のグローバル展開に先駆け、
年内発売になる予定です。
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