現行のランドクルーザーが発売されたのは2007年。
今年で9年目とかなり年季が入ってきていますが、
昨年の昨年のマイナーチェンジで若返りが図られました。
ヘッドライトのLED化、フロントマスクの一新、
先進安全装備の搭載などかなり「今」風の作りになりました。
とはいえ特徴はやはり圧倒的な走破性能。
世界中のあらゆる悪路をそう指定して開発された
世界最高峰のオフローダーです。
外装・内装
ランドクルーザーのボディサイズは
全長×全幅×全高=4950×1980×1910mm。
その巨体ゆえに最小回転半径は5.9mです。
車重も2.4トンをオーバー。
これはラフロードでの強靭性を考え
骨格構造にラダーフレーム方式を採用しているためです。
中央の9インチディスプレイはオプション。
オーディオや空調スイッチを集めたセンタークラスターは
SUVらしい堂々した雰囲気があります。
GX以外のグレードでは木目調パネルがはめ込まれます。
無機質なデザインなので、ちょうどいいアクセントです。
AX系とZX系のエアコンは
前後左右で独立して温度調整ができる4ゾーン式。
なんと吹き出し口が28か所も用意されています。
メカニズム
パワートレーンは自然吸気の4.6L V8エンジン。
今になっては珍しい大排気量です。
走りのテイストは「タフネス」。
加速はもっさりで、ステリアングフィールも重ため。
路面を凸凹を拾うとラダーフレームらしい振動が感じられます。
ちなみに燃費はJC08モードで7km/Lを下回ります。
色んな意味で時代に逆行しているクルマです。
それでもなお魅力があるのはやはりSUVを体現しているから。
無骨で圧倒的なタフネスを誇るランドクルーザーは、
ランドクルーザーだけが持つ世界観があります。
それに共感できるかどうか?
それで「いいクルマか」どうかの評価が決まります。
ちなみにオススメグレードは最高グレードのZX。
走行状況に応じて減衰力をコントロールすくバリアブルサスペンションシステムが
ついているのはZXのみ。ランクルに乗るなら是非ともつけたい機能です。
またこちらはオプションになりますが、
パワーバックドアは選択しておきましょう。
リヤゲートの開閉がラクになります。
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