クルマに求める性能は人によって様々な。絶対的な速さ、走る楽しさ、豪華さやブランド力などなど。その中でも多くのひとが気になるのが「燃費」です。
カタログに描かれている燃費はあくまで理想値。それを近けるにはドライバーの努力が必要です。最近はメーターディスプレイにエコ運転かどうかを表示する機能がありますが、ではどうすれば燃費が向上するのかは以外と知らないもの。
そこで今回は燃費をアップさせる運転きコツを解説します。
燃費アップのコツ1:アイドリングストップ
アイドリングストップは信号待ちなどでエンジンが止まる仕組みです。ストップー&ゴーの多い市街地では特に有効で、これだけで2割近く燃費が変わってきます。トヨタやマツダ車はブレーキを踏み足すことで機能するので、無駄にエンジンが切れることもなくオススメです。
アイドリングストップが未搭載でも、例えば踏切などで30秒以上停車する場合は、自分でエンジンを切るようにしましょう。だいぶ変わってきます。
燃費アップのコツ2:クルコンを使う
市街地を抜け高速道路やバイパスに乗った場合、大切なのが巡航速度です。クルマは常に空気抵抗を受けながら走っています。そしてこの空気抵抗は時速50km超えた辺りから急激に大きくなります。
ただ燃費にはシフトも影響してくるので単にノロノロ運転すればいい訳てはありません。トップギアを維持するギリギリの低速度がベストで、これはこう速道路なら時速80〜90kmに該当します。
ここで活躍するのがクルコンです。というのも車速を一定に保つのはクルマに乗りなれたドライバーでも至難のワザ。ずっと神経を使い続けるのはストレスになってしまいます。速度を一定に保ってくれるクルーズコントロールは是非使いましょう。
燃費アップのコツ3:エアコンは適切に
エアコンを使わない、というのは非現実的。熱中症の危険もあるので無理は絶対にやめましょう。燃費低下を防ぐには温度を控えめにすること。最近のエアコンならばエコモードが搭載されている場合もあります。また一部車種では「前席集中」といったモードもあります。
クルコンやアイドリングストップにも共通しますが、せっかく機能があっても使わなければ宝の持ち腐れ。積極的に活用しましょう。