クルマのメンテナンス2 バッテリー交換時の注意点とエアクリーナーの交換について

スポンサーリンク



近年はクルマのメカニズムは複雑化。それに伴いメンテナンスも難しくなっています。例えば日産スカイラインGT-Rなどは新潟でも一か所でしか整備ができません。

 

GT-Rは稀なケースとしても、個人レベルでできることはかなり少なくなっています。例えば昔はバッテリーにこまめな液補充を行なうことで寿命を伸ばすことができました。しかし、現在ではMFバッテリーというメンテナンス不要なものが主流となり、そういった話は聞かなくなりました。

 

とはいえ、それでもメンテナンスがまったく不要というわけではありません。クルマは数万点のパーツからなる精密機械です。そこで今回は普段、クルマのどの部分を気にかければいいのかを解説します。今回はバッテリー交換とエアクリーナー、ブレーキフルードです。

 

バッテリー交換の際はメモリーバックアップを

バッテリー交換

 

前述のように、最近のバッテリーは液補充や補充電といったメンテナンスは不要です。しかしバッテリーの交換は必要で、しかもこれは一般の方でもできる数少ないメンテナンスとなっています。

 

ただし、気をつけたいことが一点。それがメモリーバックアップです。最近のクルマはコンピューター制御やカーナビなど電装品が増えています。不用意にバッテリーを外すと、コンピューターのリセットやカーナビのメモリー消去が起こります。

 

そこで必要なのがメモリーバックアップです。バックアップ用グッズはカー用品店で1000円程度販売されています。最近のクルマでご自身で交換する場合は、必ず用意しておきましょう。

メモリーバックアップ

(メモリーバックアップ:乾電池で作動します)

 

スポンサーリンク

エアクリーナーの交換目安は5万キロ

エアクリーナーの交換次期

エンジンは吸気、圧縮、爆発、排気というサイクルを繰り返しています。エアクリーナーは文字通りエンジンに供給される空気を綺麗にする役割があります。

 

家庭用の空気清浄機と一緒で長年使っているとキャッチした汚れがフィルターに詰まり性能が低下します。交換の目安は4万〜5万キロ。車検の際に交換を行いましょう。ただしオフロード走行などを楽しんでいる方は注意が必要です。舗装道路に比べ砂煙などが立ちやすく、それだけ早くフィルターが汚れます。早めの交換が必要となります。

 

エアクリーナーの汚れによってすぐさまエンジンが壊れることはありません。ただ負担になるのは事実ですし、燃費にも悪影響が出ます。ご自身で交換することも可能ですが、最近は周囲のパーツを外さないと交換できない場合も増えています。バッテリー交換とは異なり、「プロに任せた方がラク」なメンテナンスです。

スポンサーリンク








コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です