新型カローラは3ナンバーサイズに
2017年に登場予定の新型「カローラ」。その情報が明らかになってきました。
カローラはトヨタの主力商品の一つ。1966年から長く続くいわゆる「ビックネーム」で、現行のカローラアクシオは11代目となります。日本では5ナンバーセダンのイメージが強いですが、日本、北米、アジア、ヨーロッパなど様々な地域に合わせ、異なる仕様が用意されていました。仕様といっても、全くべつの車に近いです。
次期カローラでは日本仕様が消滅。他エリアと統一されます。日本仕様では道路事情に合わせ5ナンバーサイズに収められていましたが、3ナンバーとなり、北米カローラ並になるという噂もあります。
豊富なエンジンバリエーション
次期カローラのポイントは豊富なエンジンバリエーションです。
- 2種類のハイブリッド
- スポーツグレードの2Lエンジン
- ベーシックグレードの1.8Lエンジン
- 1.2Lターボ
- 1.5Lディーゼルターボ
現時点で以上のエンジン検討されているとのこと。2Lエンジンは現在開発中のエスティマ、1.8Lはプリウスと共通のものが使われます。なかでも注目なのがディーゼルターボです。
1.5LディーゼルターボはBMW製。ヨーロッパ仕様のオーリスや、最近よくテレビCMも流れているミニクーパーDに採用されています。パワーは116PSと平均的ですが、27.5kgmという太いトルクがポイントです。
(同じBMW製ディーゼルを積むミニクーパー)
MINIクーパーDの燃費が23.9km/Lなので、燃費にも期待ができます。
デザインも変更
デザインもオーソドックスな現行モデルから方針転換。若者を意識したものに変更される模様。
上の画像は新型カローラと思われる、アメリカの街中で撮影された開発車両です。レクサスのスピンドルグリルに似たフロントデザインです。
ちなみに新型カローラの3ナンバー化によって、アリオン/プレミオは終了予定。こちらもコロナ/カリーナの流れを組むビッグネームでした。今後もメーカーを問わずグローバル展開に合わせた、選択と集中は増えていくと思われます。
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