クルマ好きなら誰もが知っているホイールメーカーBBS。アルファベット表記ですがれっきとした日本メーカー。本社は富山県高岡市にあります。
国産メーカーとい言ってもその実力は世界レベル。92年からはF1フェラーリチームに供給し、今年のニュルブルクリンク24時間耐久レースでは1位のメルセデスAMG GT3を筆頭に、6位までをBBS装着車が独占しました。
モータースポーツ以外でも日産R32GT-R、ホンダNSXタイプR、三菱ランサーエポリューションなど速さをうたうクルマには必ずと言っていいほどBBSホイールの存在がありました。
アルミホイールの成型には主に2種類、鍛造と鋳造があります。このうちBBSは鍛造を採用しています。鍛造は日本刀の製法と同じ。金属を熱し、圧力をかけて金型に押しつけ成型していきます。
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一般的な鋳造では、鋳型に熱したアルミを注ぎ、冷却して鋳型から外すして製造します。鍛造は鋳造に比べ手間がかかり大量生産には向きませんが、「空気孔ができない」「金属組織のキメが細かい」ことで高い強度が得られるというメリットあります。
特にBBSホイールは「メタルフロー」と呼ばれる結晶組織がホイール全体に流れ、その様子はメタルフローラインと呼ばれています。このメタルフローラインによって細いクロススポークでありながら、ねじれや曲げに強い特性を実現。名車たちのハイパフォーマンスの裏には、高い技術を持つ職人の支えがあってこそ、と言えるでしょう。
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なお、BBSは「TANZO CLUB」というファンクラブを2014年に発足。BBSホイールを購入者向けのユーザークラブで、「ホイールが傷ついた場合、定価の半額で交換」「入会時にグッズプレゼント」「商品購入時にポイント付与」といったサービスを展開しています。
有名ドライバーやBBSスタッフが参加するオフ会なども開いているので、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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