WRX STIはインプレッサをベースにした高性能スポーツセダンです。インプレッサは今年10月にフルモデルチェンジを迎えますが、WRXは現行モデルのまま。つい先日も鈴鹿サーキットで行われたスーパーGTインターナショナルで、WRX S4 tSコンセプトが展示されていました。
しか、もちろんインプレッサの進化に合わせ、次期WRXも着々と開発中。登場は来年秋頃と予想されています。
次期WRXのエンジンは現行のEJ20ターボからFA20ターボに変更されます。EJ20ターボの出力とトルクは308PS、43.0kgm。一方、現行のS4も搭載しているFA20ターボは300PS、40.8kgm。比べると8PS、2.2kgmの差があります。
(FA20ターボ。引用元)
ただWRXはスバルのフラッグシップモデル。現行モデルの308PSを超えてくるのはほぼ確実です。新型インプレッサもFA20を搭載しますが、実にパーツの80%が新作。同様にWRX STIも改良、進化するものと思われます。
組み合わされるトランスミッションは6MT。現在のスポーツ車のトレンドはツインクラッチによる2ペダル方式ですが、今回は採用されない方向。これに伴い、CVTの必要があるアイサイトも搭載されないことになります。スポーツを重視する以上、機能面が下がるのは今回に限ったことではありませんが、少し残念ですね。
- 新型プラットフォーム「SGP」を採用した高剛性ボティ
- 310PS、43.0kgmまでパワーアップしたFA20ターボエンジン
- 6MTでアイサイト非搭載
次期WRX STIの概要は上の通り。まだ詳細は明らかにされておらず噂段階の話も含まれますが、いずれにせよ「2L最速のスポーツセダン」というブランドをキープしてくるのはまちがいないでしょう。続報が入り次第、お知らせいたします。
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