スバル「XV」はインプレッサスポーツのSUV版。ハッチバックの地上最低高を高くして、クロスーオーバーSUVにする定番のスタイルです。そのため内装や居住性など室内空間はインプレッサと同じ。この手のSUVの特徴として後席が詰まっているように見えますが、窮屈さはありません。
(外装比較。上がXV、下がインプレッサスポーツ)
(内装比較。上がXV、下がインプレッサスポーツ)
パワトレーンはスバル得意の水平対向エンジン。パワー/トルクは150PS/20.0kgmです。ハイブリッドの設定も用意され、モーターならではの瞬発力で加をアシスト。
電池容量の関係で長時間は使用できませんが、追い越しやコーナーの立ち上がり、勾配のある上り坂などで活躍してくれます。ターボの代わりのような存在で、価格差は約30万円です。
スバル、そしてSUVといえば走破性をイメージしますが、XVはあくまでもクロスオーバーSUV。車高の高さも悪路対応というよりは、乗り降りのしやすさと、高いアイポイントによる視界確保が目的です。ミニバンでもそうですが、アイポイントが高いと周囲の状況を見通しやすく、運転がラクになります。
とはいえ駆動方式にFFはなく、4WDのみなのがなんともスバルらしいところ。雪道やウェットな路面での安心感は十分です。
オススメグレードは?
グレード設定は以下の通り。
<ガソリン車>
- 2.0i(228万9600円)
- 2.0iアイサイト(239万7600円)
- 2.0i-Lアイサイト(259万2000円)
<ハイブリッド車>
- 2.0i(257万400円)
- 2.0iアイサイト(267万8400円)
- 2.0I-Lアイサイト(286万2000円)
ガソリン車とハイブリッドともに3グレードが用意されています。ベーシックな2.0i。アイサイトを搭載した2.0i。HIDヘッドランプやドアミーラーヒーターを追加た2.0i-Lという区分です。
オススメグレードは「ハイブリッド2.0アイサイト」。ガソリン車は最上位グレードにしか、キーレスエントリーがつきません。一方、ハイブリッドは全車標準装備です。これに後方運転支援システムとハイビームアシストがセットになった「アドバンストセイフティパッケージ」をつけるのが最もコスパ高い選択になるでしょう。
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