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    Categories: クルマの雑学

クルマのウィンドウ(窓)の意味と種類について

クルマの窓には以下のような目的があります。

  • 視界の確保
  • 車内の開放感や明るさを演出
  • 車内の換気

これらを満たすためクルマには大小様々な窓が備えられています。今回はその一つ一つを紹介していきましょう。

1.フロントウィンドウ

引用元

車室前方にある窓です。ウィンドウシールドとも言われます。

 

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2.リアウィンドウ

引用元

車室後方にある窓です。フロントウィンドウとリアウィンドウは開閉できない「はめ殺し」になっています。

 

3.サイドウィンドウ

引用元

 

車室側面にある窓です。ドアに備えられるのでドアウィンドウとも言われ、さらに前後でフロントドアウィンドウ、リアドアウィンドウに分かれます。現在は電動モーターで開閉できるパワーウィンドウがほとんどです。

 

リアドアウィンドウは2分割され、前方は開閉可能、後方ははめ殺しになっている場合があります。リアドアは後部がタイヤの形状に合わせて、カーブしていることがあり、この形状で窓の全面を開閉可能にすると、ガラスがドア内部に収まりきらず前回にできなくなってしまいます。。

 

例えばホンダ・ヴェゼルのリアドアウィンドウが4分の1くらいが限度です。

引用元

 

一方位、後方の一部をはめ殺しにすることで、前方の窓はドア内部にすっぽり収まり全開にできます。このはめ殺しの部分もリアドアクォーターウィンドウと呼ばれます。

 

 

 

4.デルタウィンドウ

 

最近はリアドアだけでなく、フロントウィンドウも分割され、前方が三角窓(デルタウィンドウ)になっているものが増えました。この三角窓はかつてはベンチレーションウィンドウ(換気窓)と呼ばれ、エアコン普及前は換気の役割を果たしていました。

 

しかし、現在の三角窓は斜め前方の視界確保の意味合いが強く、フロントクォーターウィンドウという呼び名が一般的になっています。フロントクォーターウィンドウがあると、交差点での右左折時に、歩行者の確認が容易になります。

 

 

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