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    Categories: クルマの雑学

理論空燃比ってなに? 最大出力空燃比やリーンバーンなど混合気について解説 

ガソリンエンジンはガソリンが燃焼することによって動力を得ます。しかし、ガソリンだけで動くわけではありません。ガソリンと空気を混ぜわせてビストンで圧縮し、スパークプラクで点火することにより初めて強い「燃焼圧力」が発生し、それがクルマの動力になります。

 

ガソリンと空気を混ぜ合わせたものを混合気と言います。混合気はその配分によって燃焼の仕方が変わります。この割合を空燃比と言います。レギュラーガソリンを1とした時、空気が14.7の時(つまり空燃比14.7:1)が完全燃焼できる割合と言われ、これを理論空燃比と言います。

 

この理論空燃比14.7:1よりもガソリンの量が多い場合をリッチバーン、ガソリンの量が少ない場合をリッチバーンと言います。エンジン出力が最大になるのは12~13:1のあたりでこれを最大出力空燃比と言います。逆に燃費が良くなるのは17:1あたりです。

 

 

エンジンはドライバのアクセル操作に応じてスロットルバルブが開き、空気が送り込まれます。現代の電子制御スロットルはこの空気流入量を検知して、最適な量の燃料を噴射し混合気を作り出します。このため走行状況に合わせて最適な空燃比を保てるようになり、走行性能や燃費性能が向上した要因となっています。

 

例えばデミオはごく低速域ではリーンバーンにすることで渋滞時の燃費を良くする一方、4000回転くらいになるとリッチバーンになり太いトルクが得られるようになっています。こうした作りはゴルフなど欧州車に多く、あちらでは低速域で燃費を稼ぎ、中速域以降では走りが楽しめる、という味付けが好まれていることがわかります。マツダはヨーロッパ市場を意識しているので、自然とこうした車作りがなされています。

 

(マツダ・デミオ)

 

 

他にもクルマの仕組みを解説しています。合わせてご覧ください。

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