トルクと出力の違いは? わかりやすく解説します

トルクと出力の違い
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クルマのカタログにもよく書かれている「トルク」と「出力」。どちらもエンジンの性能を表すものですが、違いがよくわからない、という方も多いと思います。そこで今回はトルクと出力について解説します。

 

まずトルクについて。トルクはエンジンが回転する力で「仕事」を表します。例えばクルマが半径1mの滑車を使って75kgの重りを引き上げた時、75kg/mのトルクがかかったことになります。

 

出力とトルクの関係

 

ここで重要なのは、トルクには時間の概念がないこと。滑車が回転し、とにかく75kgのものを引き上げれば75kg/mになります。滑車には「テコの原理」が働きます。つまりパワーが足りなくて持ち上げられなくても、滑車の半径を大きくすれば持ち上げることかできます。

 

わかりやすいのが自転車のギアです。人力が変わらなくても軽いギアを使えば、坂道を登りやすくなります。しかし、その一方で登りきるのにかかる時間は長くなります。一方、重いギアを使えば登るのは速いですが、その分より大きな人力が必要になります。この時の人力が出力です。

 

トルクと出力の関係

 

坂をゆっくり楽に登っても、速く必死に登っても、「登った」という事実は変わりません。これがトルクです。これに対し出力は時間の概念が加わり、ある時間にどれだけの仕事ができるのかを意味しています。ちなみに75kgmの仕事を1秒間でこなせるのを1PSと言います。

 

トルクと出力には「トルク×回転数×係数」という関係式があります。係数は変わらないので出力を上げるには、トルクを上げるか、回転数を上げるかかのどちらかになります。実際にエンジン性能を示す曲線を見てみると、トルクがどの回転数でもだいたい一定なのに対し、出力は回転数すともに大きくなっていきます。

 

トルクと出力の違い

 

 

なお、現在はトルクはN・m、出力はkWで表記されることが多くなりました。これはSI単位系というもので、カタログでは2つの単位系が並んで表記されています。

 

他にもクルマの仕組みを解説しています。合わせてご覧ください。

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