トヨタのコンセプトカー「S-FR」の詳細&評価は?東京モーターショー2015より

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なんだかアンコウに似ているな・・・・と思いました・・・・さて、はじまりはじまり~!

 

街乗りも意識したライトウェイトスポーツはクルマの楽しさを発信できるか

2015年10月下旬から11月上旬にかけて行われた東京モーターショー。

トヨタの出展車は5台。
最注目は12月発売開始の「新型プリウス」ですが、
それとは別に「S-FR」というコンセプトカーも注目されました。

トヨタの今回の出展テーマは
「クルマの本質的な魅力である走る喜び、使う楽しさの新たな可能性の提案」
です。S-FRはこのテーマを具現化したものとなっています。

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 S-FRは5ナンバーサイズ、2+2の4人乗りと普段使いを意識。

しかしながらエンジンはフロントミッドに搭載し、前後重量配分は50:50。
6速マニュアルトランスミッションに、
独立懸下型のサスペンションを搭載するなど、
スポーツ要素を満載したエントリーモデルという設定になっています。
市販される場合は価格もかなり抑えられるのではないでしょうか。

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<S-FR主要諸元>
全長×全幅×全高(mm):3990×1695×1320
ホイールベース(mm):2480
乗車定員:4名
トランスミッション:6速MT
駆動方式:FR
エンジンの詳細などはまだ明かされていません。
ただネット上にあるレポート写真などを見ると、
タコメーターは9000回転まで表示されており、
高回転型のエンジンが搭載されると予想されます。

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噂によるとカローラなどで使われている2NR-FKを
最高出力130PS、最大トルク15.1kgmまでパワーアップした
改良型が搭載される、とのこと。
昨今S660、ロードスター、コペンセロなど
ライトウェイトスポーツが続々と登場しています。
しかしながら、その売れ行きはというとあまり芳しくありません。
話題になったマツダロードスターは受注台数が5000台に留まり、
トヨタ86も現在は月販が約500台と目標の半分程度となっています。
こうしたクルマの評価は決して悪くありません。
それどころが高評価のレビューが続出しています。
にも関わらずなかなか売れない。
今、若者のクルマ離れという言葉をよく耳にします。
そこには様々な理由があると思いますが、
「面白いクルマがなくなった」というのが挙げられるでしょう。
環境性能や燃費にこだわり、
クルマが単なる移動手段「だけ」になってしまいました。
もちろんそれは決して悪いことではありません。
しかしスポーツカーが隆盛だった頃、
クルマは「楽しみ」であり「憧れ」でもあったのです。
こうした世情を受けてか、最近のスポーツカーは
走行性能と環境性能の両立を目指したものが多くなっています。
トヨタもこのS-FRを通して、
「クルマの楽しさ」を再び発信しようとしているのかもしれません。

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