今年のゴールデンウィークは残念ながら、交通事故が多発していました。
亡くなられた方は118人にものぼります。
クルマは便利な道具ですが、一方で危険性も含んでいます。
1トンを超える車体が時速数十キロでぶつかりあう衝撃は、人命を簡単に奪いかねません。
そこで今回は事故を起こさない運転のコツをまとめて紹介。
ぜひ、あなたの日々の運転にお役立てください。
ライトは早めに点灯する
事故が起きやすいのは薄暗い夕暮れ時です。
ライトのいらない日中と、絶対に必要な夜間。
その間の微妙な時間帯の、不点灯による視界不良が事故の一因です。
またライトの点灯はドライバーの視界を確保するだけでなく、
周囲のクルマや歩行者に自分の存在を知らせる意味もあります。
夕方に周囲を確認すればわかりますが、
不点灯のクルマは周囲の景色と同化して見づらくなります。
ライトを点灯していれば、「クルマがいるな」とすぐに気付きます。
トラックなどは日中からライトをつけて走行しています。
これも自分の存在を周囲に知らせるためです。
季節にもよりますが日没の30分前、まだ太陽が出ているうちに点灯するように心がけましょう。
ウィンカーを早めにつける
ウィンカーの操作はついおざなりになりがちです。
曲がる際は「ブレーキで減速→ハンドル操作」という過程を踏みますが、
ハンドル操作時にウィンカーをつける方が多くいらっしゃいます。
ヘッドライトは自分の「存在」を周囲に伝える意味があるのに対し、
ウィンカーは自分の「行動」を周囲に伝える意味があります。
教習所では右左折の30m手前、進路変更の3秒前と指導しています。
脇道があるような街中で30m手前だとかえって混乱を招きかねませんが、
できるだけ早め早めを意識してウィンカーをつけるようにしましょう。
続きはこちら→事故を起こさない安全運転のコツ(2)
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