ホンダ「グレイス」の燃費や評価は? お手頃価格でハイブリッドカーと4WDを両立した5ナンバーセダン

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今回紹介するのはホング「グレイス」です。グレイスには「優美さ」あるいは「上品さ」といった意味があります。その名の通り、上質を求める大人向けのセダンにとなっています。

このクルマはハイブリッドカーです。これまでのハイブリッドカーはエコや環境性能を追求するために、ボディや内装に軽量なパーツが使われていました。そのため決して悪くないのですが、質感という意味ではガソリン車のセダンには劣るところがありました。

このグレイスはそうしたハイブッリドカーのイメージを覆す居住性を作り出しています。さっそく見ていきましょう。

空力を意識したエクステリアデザイン

 

フロントはフロントグリルとヘッドライトが一体化したつくりになっています。これはフィットやフリードと同じです。最近はフロント部分をメーカーで一律に揃えてくることが多いです。マツダのデミオやCX-5、アクセラもこの類になります。

 

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サイドにはフロントドアからテールランプにかけてプレスラインが入っています。これはおそらく空力を考えての事でしょう。サイド部分だけでなく、フードからルーフ、トランクにかけてまで風の流を感じさせるワンモーションフォルになっています。

 

燃費における最大の障害は空気抵抗だと言われています。いかに空力性能を高めるかは、エコドライブが求められる現代の重要課題です。

 

前席3面は直射日光によるジリジリ感を抑える赤外線、およびシミの元となる紫外線をカットしてくれる特殊ガラスを使用。ドアミラーやフロントガラスは撥水コーティングや、ヒート機能があり雨天などでも視界を良好に保ちます。

 

もてなしを意識した充実のインテリアデザイン

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次は内装です。センターコンソールと運転席のインパネが一体化した形状になっています。センターコンソールはエアコン吹き出し口、オーディオナビ、フルオートエアコンが段々に配されています。エアコンはよくナビの両サイドに配置されるので珍しいかもしれません。

 

インパネのメーターは立体感の造形が施されています。これはデザインだけでなく、視認性を高めるためでしょう。

 

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グレイスのこだわりはなんと言ってもシートにあります。シートフレームには上級セダンと同じものを採用。背もたれ部分のウレタンにもかなり厚みがあります。

 

グレイスのシートはリビングソファの座り心地を追求したそうです。普通、クルマのシートは中のクッションと張り合わせてしまいます。しかし、グレイスではソファと同じように被せるる使用です。そのため人が座った時に、微妙なスレが発生しフィット感を高めています。

 

本革シートは細かいパンチング加工が施されており、皮の弱点である通気性をカバーしています。また運転席と助手席には2段階の温度調節が可能なシートヒーターが導入されています。空気を暖めるエアコンだけでなく、身体を直接暖めてくれるシートヒーターはこの価格帯ならではの機能です。

 

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続いて後席シートです。後部座席が可能な限り後方に設置されており、足元にかなりの余裕があります。スペース的にはホンダの高級セダンである「アコードハイブリッド」並みです。

 

グレイスには「もてなし」という意味もありますが、ゲストを乗せる後部座席はそのため配慮が多々なされています。センターコンソール後部には後席専用のリアエアコン。ドアハンドル部分など全8箇所にクリアな音を届けるスピーカーが設置されています。

 

クラス初、低燃費と4WDの両立

 

グレイスの燃費は34.4km/L。これはハイブリッドセダンではナンバーワンの低燃費です。ハイブリッドカーにも様々な種類があります。あくまでエンジンをサポートするだけのマイクロハイブリッドから、エンジンを使わずに走行するシリーズ方式まで。グレイスは発進時からモーターのみのEVドライブが可能な本格的なハイブリッドです。

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またハイブッリドカーでありながら、4WDを選択できるのも大きな魅力の一つです。これは5ナンバーのセダンとして史上初。このサイズともなれば単なる街乗りだけでなく、旅行などの遠出も当然考えられます。

 

旅行ともなれば、アップダウンの激しい山道や降雪地帯を走るシーンもでてきます。温泉地などは寒冷地や降雪地帯にあるのが常です。水原車輛販売は雪国である新潟にあります。そうした土地での、4WDの力強い走りは運転に安心感をもたらしてくれます。

 

まとめ

 

グレイスの新車価格は195~240万円。この価格帯では驚くほど上質な装備を備えています。単なるハイブリッドカーではない、上質なハイブリッドカーとしてオススメの一台です。

 

 

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