CAST は３タイプが用意
９月９日に正式発表されるダイハツの新型車「CAST （キャスト）」。１
CAST の特徴はまず３タイプ用意されていること。
見た目だけでなく内装や性能にも違いがあります。
SUV志向の「ACTIVA（アクティバ）」
クラシック志向の「STYLE（スタイル）」
スポーツ志向の「SPORT（スポーツ）
アクティバとスタイルについては前回と前々回で解説いたしました。
・ダイハツ新型車CAST ACTIVA（キャストアクティバ）の詳細は？
・ダイハツ新型車「CAST STYLE(キャストスタイル)」の評価や燃費は？
今回は最後に残ったCAST SPORTについて
ネットにあった豊富な画像を使って解説します。
なお内容はG”SA2″グレードのものとなっています。
また発売時に変更があるかもしれせまん。ご了承ください。
CAST SPORTのエクステリア画像
SPORTが意識したのはホットハッチです。
ホットハッチはスポーツカーよりも安価で、
スポーツカーなみの走りとベース車の実用性を目指した
ハッチバック車のこと。
たとえばＶＷのゴルフなどがそれにあたります。
（日本でも人気のフォルクスワーゲンゴルフ）
これまで軽自動車は「実用一辺倒」の向きがありました。
それがここにて個性や趣味性を求めるニーズが生まれ、
各社がそれに応えるようなクルマを出しています。
軽自動車でスポーツ志向のクルマが増えたのもその一環でしょう。
ホンダのS660。スズキのアルトターボＲＳ。ダイハツの新型コペン。
CAST SPORTはこうしたテイストを取り入れています。
見た目こそカラーリングからアルトターボＲＳのパクリ？
みたいな雰囲気がありますが、専用装備を見るときちんと
作り込んでいるのがわかります。
CAST SPORTの専用装備は以下の通り
・スポーティサスペンション（２ＷＤのみ）
・パドルシフト付きMOMO製革巻ステアリングホイール
・１６インチハイグリップタイヤ＆アルミホイール（２ＷＤのみ）
・ブラックソフトレザーシート
これらは新型コペンに使われていたものです。
培った技術を新型車に継承しているのは賢い選択ですね。
コペンには通常の「Ｄモード」と、
ＣＶＴながらマニュアル感のあるギアチェンジが楽しめる「Ｓモード」がありました。
CAST SPORTにも同じＤモードとＳモードが用意され、
さらにそれぞれパドルシフトによるシフト操作も可能になっています。
少なくともスポーツと銘打ちながら「なんちゃってスポーツ」になってしまう。
そんなことはなさそうです。
CAST SPORTインテリア画像
CAST SPORTの燃費は
2WDで24.8km/L、4WDで24.6km/L。
これはACTIVAやSTYLEの30.0km/Lに比べると、
若干見劣りする数字です。
とはいえスポーツモデルと考えれば無理もありません。
その分、舵の効きや、操舵フィーリング、ロールの速さや大きさなどは
他の２タイプよりも優れているとのこと。
エンブレムやエアロバンパー、ストーンガードなど
専用デザインもあちこちに施されています。
CAST はムーブをベースに設計されています。
ムーブはもともと「クラスを超えた走り」と評判のクルマです。
さらに磨きがかかっているであろうSPORTは、
日常にも走りを求めるユーザーの選択肢の一つになるのではないでしょうか。
なお、このスポーツモデルだけは発売が少し遅れて１０月中旬になるとのこと。
水原車輛販売でも新情報が入り次第、お伝えしようと思います。
<CAST SPORT（2WD）主要諸元>
全長3395mm
全幅1475mm
全高1600mm
ホイールベース2455mm
重量840kg
排気量658cc
トランスミッション:CVT
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