もし交通事故を起こしてしまったら? 救護、警察・保険会社への連絡など対処法を解説

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もし事故にあったら……何をすればいい?

 

もし事故にあったら……あなたはどんな手順を踏めばいいかご存じですか? 以前、私は目の前で衝突事故に出くわしたことがあります。私の一台前がセンターラインをはみ出た対向車と正面衝突。当事者は出血などはないものの茫然自失で動ける状態でなかったので、代わりに私が消防や警察に連絡をしました。

 

普段から安全運転を心掛けることで、交通事故を最小限に食い止めることができます。できれば事故に遭いたくないとだれもが思うものですが、一生の間に交通事故に遭う確率はおよそ50%。二人に一人の人が何らかの事故を起こしたり、事故に巻き込まれたりする可能性があるということです。

 

事故に遭った場合の対処方法をあらかじめ知っておくことはとても大切です。事故を予期し様々な準備を整えておくことで、万一の際に冷静に対処することができます。そこで今回はその実体験を踏まえて、事故にあった時の対処法を解説します。

 

事故にあったら行うべきこと①:救護義務

交通事故を起こした場合には、何よりもまず救護義務を果たさなければなりません。言うまでもありませんが、人命が最優先です。被害者がケガをしているなら、応急処置を可能な範囲で取るようにします。意識不明の場合は人工呼吸を行ない、心肺停止状態が続くことがないように最大限の努力を払いましょう。

 

また昨今は各所にAEDが設置されています。心肺停止状態から蘇生は、心肺停止状態から5分間が非常に重要です。2分以内に使えば、救命率は80%以上というデータもあります。AEDは行政機関や宿泊施設、商業施設などに設置されています。

 

ケガ人の手当とともに救急車を呼びます。119番通報をする際には、事故の現場の住所だけでなく周囲の目印を確認しましょう。すぐにその場所に来られるよう説明してください。救急車を呼んだなら、警察への通報も行ないます。

 

事故にあったら行うべきこと②:事故現場からのクルマの移動

事故車については、自力走行が可能であれば安全な場所に移動するようにします。救急車が到着したなら、ケガ人とともに病院に向かい、病院での手当を優先しましょう。手当が済み、動ける状態であれば警察による実況見分が行なわれます。警察の聴取に対してはありのままに答えるようにしてください。

 

鑑識による実況見分が行なわれると、当事者同士の連絡先交換と保険会社への連絡を行なうよう勧められます。保険会社への連絡はこの時点でも問題ありません。

 

事故にあったら行うべきこと③:保険会社への連絡

契約者カードにあるコールセンターに連絡を入れ、オペレーターに事故に関する情報を伝えるようにしてください。クルマのダッシュボードに常備しておくと、万が一の場合にスムーズに連絡できます。

 

オペレーターからは事故の詳細に関するヒヤリングがあります。救急車の手配は済ませたか、警察への通報は行なったかなどです。同時に車の自力走行が可能かどうかについても尋ねられます。

 

その際にレッカー移動が必要な場合にはその旨をオペレーターに伝えましょう。事故処理についてわからないことや不安がある場合には、オペレーターに尋ねます。

 

事故後の補償交渉は保険会社同士の話し合いになります。ただ保険会社に任せきりにするのではなく、相手に対する謝罪を必ず行ない、お詫びの気持ちを示すようにしましょう。

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