自動運転って何?(1) レベル別にざっくり解説

自動運転レベル
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自動運転にはレベルがある

 

日産が2020年までに完全自動運転を目標として掲げ、
グーグルなどのシリコンバレー勢を参入して競争が激化する自動運転開発。

 

ただ一口に自動運転と言っても、各車によりその捉え方は様々。
日々のニュースを聞いているだけでは、「単に車が勝手に走る」くらいしかわかりません。
そこで、今回は自動運転について解説します。
まず、内閣府は自動運転を産業発展の重要項目として次のような
5段階のロードマップを描いています。

 

・自動運転レベル0
ドライバーが常に主制御系統(加速、操舵、制動)を行う。
前方衝突警告などの運転支援システムが該当。

・自動運転レベル1
加速、操舵、制御のいずれかを自動車が行う。
自動ブレーキなどの先進安全装備が該当。

・自動運転レベル2
加速、操舵、制御の複数の操作を自動車が行う。
アダプティブクルーズコントロールが該当。

 

・自動運転レベル3
加速、操舵、制御のすべてを自動車が行い。
緊急時のみ運転車が対応する。

 

・自動運転レベル4
加速、操舵、制御をすべて運転者以外が行う。
運転者は全く関与しない。

 

このように自動ブレーキも自動運転に含まれています。
つまり今あるトヨタセーフティセンスCや、ホンダセンシング、
スズキのデュアルブレーキサポートも自動運転です。

 

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本格的な自動運転はレベル2から

ディストロニックプラス

(ベンツのディストロニックプラス)
とはいえ一般的なイメージとしての自動運転に合致するのは、
レベル2のアダプティブクルーズコントロールあたりからでしょう。

 

アダプティブクルーズコントロールは
先行車と一定距離を保って追従走行を行い、
さらに車線を読み取りステアリングを操作、ある程度のカーブに対応します。

 

このレベル2に該当するクルマは次の通り

  • メルセデスベンツ ディストロニックプラス(ステアリングアシスト付)
  • VW レーンキープアシスト
  • スバル アイサイトver.3
  • トヨタ 高度運転支援システム

最近だと電気自動車で話題のテスラモーターズが販売する、
最上位車種「モデルS」がこのレベル2に該当します。

 

テスラモデルS

(電気自動車としても話題のテスラモデルS)

 

 

中でもベンツは特に優れており、時速0キロの停止状態からクルコンが作動。
渋滞時のストップ&ゴーまで対応します。
これだとドライバーは緊急時に備えて、手を添えているだけ。
運転が本当にラクになります。

 

次回はさらに本格的なレベル3以降について解説します。
続きはこちら→自動運転とは? レベル3以降をざっくり解説

 

 

 

 

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