ドライバーなら誰もがきになる存在。
それが自動速度取締機「オービス」です。
高速道路などを飛ばしていて、
突然ピカッと光ったらもうアウト。
速度違反を記録され、後日通知が送られてきます。
世の中には、このオービス対策に様々なグッズが売られています。
最新式のレーダー探知機、オービの設置場所を知らせるスマホアプリなどが
その代表例です。
しかし、ここにきてそんなグッズを
「役立たず」に変えてしまう新兵器が登場。
それが「可搬式移動オービス」です。
その実物がこちらの画像。
三脚の頭にカメラが取り付けられているという
とてもシンプルな作りです。大きさは1mほど。
クルマで運んで、好きな場所で取締ができます。
すでに7月6日から運用が始まっており、
高速道路に限らず生活道路でも取締が行われています。
今までのスピード取締機が人数と場所が必要でした。
計測担当と違反車誘導担当、違反切符交付担当、
そして逃走車を追いかけるパトカーや白バイ。
これだけの人員に加え、
違反車を停めておくだけのスペースも必要です。
取締ができる場所はその地域ごとに限定されていました。
「あの辺りはよく取締をやっているから気をつけた方がいいよ」
こうした話は家族や同僚との間でよく交わされるもの。
しかし、この新型オービスの登場で事態は一変します。
必要な人数は2人程度、
オービスなのでその場で違反切符を切る必要もありません。
場所も取らず、安全性も高く、手間もかからない。
取締としては理想的な装置です。
とはいえ、速度取締の世界はいたちごっこ。
これに対応した新たな商品が登場してくるのは目に見えています。
しかし、そもそも取締を気にしているのは、速度違反をしているから。
クルマは便利で楽しい道具ですが、反面大きな危険も孕んでいます。
オービスうんぬんに関わらず、日頃から安全運転を心がけましょう。
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