2015年東京モーターショーに日産がFR車を投入? ダットサンを彷彿とさせるIDxに続き名車「ハコスカ」の再来か?

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 往年の名車の復活

東京モーターショーにあの往年の名車「ハコスカ」をイメージさせるようなFRベースのコンセプトカーが発表されるのでは? ともっぱらの噂になっているようです。

 

これまでも「日産がFR車を復活させる」という話は何度も生まれ、そして結局はそれは白紙に戻されてきました。2006年のデトロイトモーターショーで公開された1.6Lクラスのスポーツコンセプトカー「アージ」は、2010年にはショールームで見られると言っていました。しかし結局、その計画は2008年に断念。

 

2013年の東京モーターショーでは「IDx」が発表されました。当初、IDxは日産ノースアメリカの副社長自らが「作る価値なし」と発言しました。しかし、思った以上に若い世代からの人気が高く発言を撤回。市販化が検討されていると言います。

 

このIDxは日産の往年の名車、510ブルバード(ダットサン)をイメージソースに持っているとされています。モーターショーで発表されたカラーリングが、ブルーバード510BREとよく似ているからです。画像を見ると、確かによく似ています。

 

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IDxに続くはハコスカ?

日産は今、そのブラントイメージを確立した60~70年代を意識しているようです。このブルバード510に続くレトロスポーツカーと言ったら、スカイラインGT-R、特にKPGC10型、通称「ハコスカ」でしょう。

 

ハコスカは1970年に発表されたFRスポーツカーです。「日本グランプリ」などのツーリングカーレースで49連勝という偉大な記録を持っている名車です。

 

 

スカイラインGT-Rと言えば、今でも日本を代表するスポーツカーですが、旧車にも人気があります。きちんとレストアしていれば1000万円といった高価格で取引されることも珍しくありません。あくまでも噂ですが、このハコスカをベースにコンセプトカーが発表されるなら大きな話題となることは間違いありません

 

今や市販車のほとんどはFFベースです。しかし、その一方でスポーティな走りを求める方にはFR車の需要も根強くあります。これを受けて近年ではマツダがBRZを、そのOEMを「86」としてトヨタが販売しました。

 

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この86も、往年の名車「AE86」をその名に関しています。86については「頭文字D」などで、若い世代の方もご存じかもしれません。クルマに限らずリバイバルブームは時代の流れです。

 

こうした流れかあるにもかかわらず、日産がそうしたFR車を売らないのには、安価で作る準備がないからだと言われていました。しかし上で紹介したIDxはその「準備」を整えたようです。IDxの市販車はフェアレディZのプラットフォームを利用すると言われています。

 

また日産はルノーとプラットフォームを共有しています。現在はFF車のみに留まっていますが、いずれFR車の共有もありえるかもしれません。

 

スポーツカーブームの再来か?

日産だけでなくトヨタも現在86よりも小さいFR車を開発中です。こうした一連の動きがエコカーの隆盛によって、鳴りを潜めたスポーツカーブームの再来となるのか。

 

今後の日産の動きに要注目です。

 

 

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