先月出たばかりのホンダNSX、2020年をめどに復活すると噂れるマツダのロータリー車RX9など国産スポーツカーの潮流が復活しつつある昨今、注目を浴びているのがトヨタ「スープラ」の復活です。
スープラは当時の自主規制上限の280馬力に、最大トルク44kgmを発生する3Lツインターボエンジン2JZ-GTEエンジンを積んだ往年のスポーツカー。流線型のデザインに、レースカーのような包まれるコックピットなどピュアスポーツの要素をふんだんに取り入れ、日本だけでなく海外でも高い人気を誇りました。
新型スープラはすでにカモフラージュカーによるテストが、高速テストの聖地ニュルブルクリンクや一般道路で行われています。その画像がこちら。
(引用元)
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ヘッドライトやリアコンビランプはダミーが装着されていますが、フロントの3分割されたインテークから、2014年に発表されたコンセプトカー「FT1」の量産モデルあることがわかります。FT1はスープラ復活が噂されるきっかけになった一台です。
新型スープラはBMWとの共同開発。BMWのオープンカーZ4の後継となるZ5とシャシーを共有しています。フロアはBMW7同様にカーボン素材を大量に使用して軽量化。大柄なボディながら、重量は1400kg前後と予想されています。Z5はオープンカー、スープラはクーペという住み分けです。
(BMW Z4 引用元)
エンジンについてもBMW製という噂が一時期ありましたが、トヨタ製でほぼ確実。次期レクサスLC、LFにも採用される3L V6ツインターボをはじめ、2L4気筒ターボが200PSと255PSの2種類用意され、デビュー時はこのラインナップなる予定。その後、V6ハイブリッドの登場も噂さています。
登場時期は2018年初旬が濃厚。2019年と言われていましたが、公道テストが予想よりも1年近く早く行われ、前倒しされているようです。
来年開催される1月のデトロイトショー、4月のニューヨークショー、あるいは秋の東京モーターショーではコンセプトカーが公開される見通し。価格はベーシックグレードが450万円、上級グレードが700万円程度になり、日本メーカーが得意な「リーズナブルなスポーツカー」として発売されるでしょう。
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