4代目レクサスRXが発表
レクサスがニューヨークモーターショーでRXの新型を発表しました。
レクサスRXはトヨタ「ハリアー」にあたるモデルです。日本ではトヨタとレクサスの両方のブランドから販売されています。
今回のRXは北米では1998年の発売から4代目、日本では2009年の発売から2代目にあたります。さっそくその外観やエンジンについて見て行きましょう。
現行NXに似た外観
上の画像が新型RXの外観です。現行のレクサスNXに似ていますが、より攻撃的なデザインになっています。
ちなみに下の画像がレクサスNXの現行モデルです。
レクサスといえば、スピンドルグリルという台形状のグリルが特徴です。このグリルは年々大きくなっていますが、ヘッドライトの目元もあいまって、くびれがより鋭くなりました。
新型RXのもう一つの特徴はCピラーです。ハッチゲートと後部窓の間のCピラーが黒色になっており、まるでルーフが浮いているように見えます。
ボディサイズは全長4890mm、全幅1895mm、全高1690mm。現行よりも全長で120mm、全幅で10mm拡大されていまず。ちなみに現行のクラウンマジェスタの全幅が1800mmなのでそれよりも大きいということです。
またホイールには大径の20インチサイズを採用。現行は19インチ、上で挙げたNXが18インチホイールですが、やはりそれよりも堂々とした見た目になっています。このサイズは大きい車が好まれる北米市場を意識してのものでしょう。
ラグジュアリーな内装
内装はSUVらしい無骨さは残しつつ、中央のセンターコンソールなどでラグジュアリー感を引き出しています。助手席を見ると最近のレクサスにある「立体的な構造のダッシュボード」になっているようです。
センターコンソールにはナビなどの操作ダイヤルを配置。日本ではタッチパネルが好まれますが、ヨーロッパや北米ではこのタイプが主流です。ヨーロッパを意識したマツダデミオもこのダイアル式を採用しています。
300PSを超えるガソリン&ハイブリッド2種類のエンジン
新型RXは直噴「D-4S」仕様3.5リットルV型6気筒を搭載した「RX350」と3.5リットルV型6気筒アトキンソンサイクルハイブリッドエンジンを搭載した「RX450h」が用意されています。
RX350の最高出力は310PSが予定されており現行の280PSを上回ります。またハイブリッドモデルであるRX450のシステム最高出力もやはり310PSを予定、こちらも現行の249PSを大きく上回っています。
安全性を追求した「Lexus Safety System +」
またこのレクサスにはミリ波レーダーとカメラを利用した予防安全パッケージが導入されています。パッケージされた機能は次の4つ。
- プリクラッシュセーフティ
衝突を回避または、被害軽減を図る。 - レーンキーピングアシスト車線内の走行をサポート。
- オートマチックハイビーム
自動でハイビームに切り替わり、夜間の視界を確保。 - レーダークルーズコントロール
先行車と適切な車間距離を保ちながら追従
日本導入はいつ? 価格はいくら?
新型RXの導入は今年秋以降と公表されています。東京モーターショーのある11月末と噂されていますが、詳細は明らかにされていません。
また現行モデルの価格は、廃止されるRX270グレードを除くと、概ね570万~670万円に収まります。おそらく今回もその辺りに落ち着くのではないでしょうか。
以上、レクサス新型RXに関する情報でした。
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