日産のコンパクトカー「ノート」が
今年10月にビッグマイナーチェンジを実施します。
注目はハイブリッドモデルの追加。
しかも完全シリーズ方式となるそうです。
ハイブリッドには大きく分けて4種類あります。
- パラレル方式
エンジンが主体で、発進時や加速時にモーターがアシスト。
ホンダ「フリード」などが採用。
- シリーズパラレル方式
エンジンとモーターがどちらも動力源になる。
発進時はモーターのみで走行し、高速巡航になるとエンジンが始動。
EV走行も可能。
トヨタ「プリウス」などが採用。
- シリーズ方式
エンジンは発電のみ、走行は全てモーターで行う。
ほぼ電気自動車に近い。
量産されたケースは日本にはなく、
海外だとシボレーが「ボルト」を発売。
(シボレー・ボルト)
ハイブリッドカーにおいて問題になるのがバッテリーです。
モーターの比重が大きくなればなるほど、
多くの電気を必要としバッテリーが重く大きくなります。
そして、それは人間の居住スペースの圧迫に繋がります。
しかしこのノートは、
1.2L直3エンジンを100%発電に回すことで
電気を蓄えず発電しながら走る仕組み。
最小限のバッテリーしか搭載していません。
電気自動車の場合は、
バッテリーとモーターしかありません。
そのため専用スタンドや家庭用電源が必要です。
走行距離にも限界があります。
これに対しシリーズ方式は、
エンジンなのでガソリンが燃料です。
これまでのクルマと同じように扱えます。
ちなみにモーターはリーフのシステムを採用。
短い距離の街乗りだけならリーフ、
遠出することもあるならノート。
そんなユーザーの目的に合わせた提案ができる
ラインナップを意識したのではないでしょうか。
気になるノートの燃費は
JC08モードで37.2km/L程度と予想されています。
これは新型プリウスの中心グレードと同じレベルです。
燃費だけを考えればプリウス一択だったハイブリッド車に
他の選択肢が生まれることになるかもしれません。
ノートハイブリッドの価格は250万円程度。
これに補助金がついて実質は200万円ほど。
プリウスの最低グレードが240万円なので、
スペックだけ見れば視野に入ってきます。
なお、このシリーズ方式ハイブリッドは
前回解説した新型セレナにも導入されるとのこと。
新型セレナの詳しい記事はこちら
セレナがフルモデルチェンジ 注目は自動運転機能「パイロットドライブ」
これまで実験的に培った電気自動車の技術を
ミニバンやコンパクトカーに応用し、
クルマ業界に新風を吹き込めるのか。
日産の動向から目が離せません。
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