前回、前々回と各メーカーのプラットフォームの特徴について解説しました。今回は実際に同じプラットフォームを使っている「兄弟車」を紹介します。
前回の記事はこちら。合わせてご覧ください。
→クルマのプラットフォームとは?② TNGAやSGP、MQBなど各メーカーの特徴を解説
日本で兄弟車というとOEM供給車を意味し、名前だけ違って見た目は一緒ということがほとんど。例えばマツダは軽自動車に関してスズキからOEM供給を受けていますが、次の画像をご覧ください。
上がスズキ「ハスラー」、下がマツダ「フレアクロスオーバー」です。グリルにあるロゴがなければ、見分けがつかないと思います。
一方、海外で「兄弟車」というと単なるOEM共有ではなく、プラットフォームを共有して外装、内装、時にはエンジンまでメーカー製に変更します。
実例1:ゴルフとA3
VWゴルフとAudiA3はどちらもVWの横置きエンジンプラットフォームMQBを採用しています。これはアウディがVWグループの傘下のため。
アウディは欧州ではベンツと並ぶ高級車メーカー。対してVWは大衆車メーカーというイメージがあります。この違いからA3の方が内装などの質感が上です。
また50:50が理想される前後重量バランスもゴルフが61:39なのに対し、A3は58:42。ゴルフのボンネットがスチールなのに対し、A3はアルミ製を採用するなど、全体的にA3に軍配があがる形です。ただし価格もA3の方が上です。
実例2:トゥインゴとスマート
ルノー「トゥインゴ」とメルセデス「ベンツ」も兄弟車。どちらもRR(リアエンジン・リアドライブ)という稀有な駆動方式を共有しています。
実はこの2台は生産している工場も同じ。ただトゥインゴは多彩なカラーバリエーションを用意するほか、電動開閉のキャンバストップモデルも用意。一方、スマートはトウィンゴよりも太いタイヤを履いて男性的なイメージ。華のあるフランス車と、質実剛健なドイツ車。それぞれの味付けが現れています。
実例その3:ロードスターとアバルト124スパイダー
上がマツダ「ロードスター」、下がフィアット「アバルト124スパイダー」です。ファィットはイタリアのメーカーですが、生産はなんとマツダの広島工場です。
プラットフォームは共有していますが、内装、外装、パワートレーンやサスペンションはフィット独自のものを採用。エンジンもロードスターが1.5NAなのに対し、アバルトは1.4Lターボです。
以上、プラットフォームを共有する兄弟車についてでした。
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