「燃費はクラストップレベルの37.0km/L!!」
とカタログに書いてあったとしても、その数値がそのまま道路上で出るわけではありません。いわゆるカタログ燃費はJC08モードというテスト項目に基づき、熟練したプロドライバーができる限り燃費を抑えようとした数値です。
しかもJC08モードはシャシダイナモと言われる巨大なローラーの上でクルマを走らせています。ストップアンドゴーを想定した加減速を繰り返すとはいえ、実際の走行とはやはり違います。
では、どうすればカタログ燃費に近づくことができるのか? 今回は低燃費運転のコツをご紹介します。
発進時
発進時はゆっくりとスタートしましょう。一般的には時速20kmまでに3秒ほどかけるといいとされています。
急発進は禁物です。JAFの研究によると、急発進を1日に10回行うと、それだけで170ccのガソリンが無駄になるそうです。これが1か月続けば毎月5リットルの無駄遣い。
今のガソリン価格(108円)なら一ヶ月で540円、1年で6000円ほど変わってきます。
一般道路の低燃費走行
基本的には低速度であるほど、燃費が良くなります。ただそれだけでは味気ないのでコツを一つ。
それは高いギアを使って、低速度で走るというもの。
ギアが高いと、それに反比例してエンジン回転数が落ちます。回転数が低いということは、エンジンの燃焼回数が少ないことを意味し、その分だけガソリンの節約につながります。
マニュアルの場合は自分でシフトチェンジを行います。では、AT車の場合は? 実はオートマでもシフトアップをある程度までコントロールできます。
AT車には変速パターンが設定されています。2速から3速にシフトアップするのが1600rpm。3速から4速にシフトアップするのが1400rpmといった感じです。
ただ、単純にその回転数まで上げればいいわけではありません。アクセルを踏み続けると、コンピューターが「もっとパワーが必要なんだな」と勘違いして、さらに高回転まで頑張ってしまいます。
AT車のシフトアップには「エンジンの回転数が高い」と「アクセルの踏み加減が弱い」の二つを満たす必要があります。アクセルを踏んで1600回転まで回したら、少しアクセルを緩める。こうすることで車がシフトアップしてくれます。
一般的にエコドライブというと「ふんわりアクセル」が推奨されています。しかし、これだとなかなかシフトアップしてくれません。これは「アクセルの踏み加減が弱い」は満たすのですが、回転数が上がりません。
回転数を上げた後に、少しアクセルを戻す。運転中にぜひ意識してみてください。なお、このテクニックはATだけででなくCVTにも使えます。CVTの場合は、常にゴロゴロと唸るくらいが最も効率的です。
高速道路の低燃費走行
高速道路でもやはり低速度で走る方が低燃費です。
しかし、これはあまり現実的ではありません。あまりにゆっくり走っていると、他の車に迷惑をかけてしまいます。場合によっては事故にもつながりかねません。
こうしたことを考慮すると、時速90kmくらいがオススメです。
とはいえ、決められた速度をずっとキープできるドライバーはほとんどいません。実際にずっと90kmを保とうとする、アクセルを踏む足がイライラしてきます。
データを取ると一目瞭然なのですが、平坦でまっすぐな道路でも私たちは無駄なアクセル操作を普段から行っています。
これを補ってくれるのが「クルーズコントロール」です。クルコンは先行車との車間距離をキープしつつ、一定速度で走り続けてくれます。積極的に利用しましょう。
駐停車時
駐停車時はきちんとエンジンを止めましょう。
ギアをニュートラルレンジに入れて、エンジンをかけている状態。いわゆるアイドリングは実はかなりガソリンを消費しており、10分で130ccと言われています。
コンビニでの買い物、病院での人待ち、荷物の積み下ろしといったシーンでは、「まあいいか」とアイドリングになりがちです。塵も積もれば山となるの諺通り、これだけで月に数リットルは変わってきます。
しばらく走らないのであれば、エンジンをきちんと切りましょう。
以上、低燃費運転のコツでした。日頃の運転にぜひお役立てください。
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