これまで年間輸入車販売トップの座を守り続けたフォルクスワーゲン。
しかし、昨年アメリカで発覚した排気ガス不正問題は世界中に飛び火しました。日本でも、昨年末の売上が前年同月比60%まで落ち込むなど大低迷。ついにその座をベンツに明け渡すとことになりました。
そんなフォルクスワーゲンが信頼回復のために行った施策が「Think People.ACTION」です。主な内容は次の5つ。
- 商品力向上
- 気軽に乗ってもらう
- 安心して乗ってもらう
- ユーザーアピール
- オーナーコミニュティ開設
早速、順を追って内容を見ていきましょう。
商品力向上
これは早い話が値下げです。
すでに完成したクルマを弄ることはなかなかできません。フルモデルチェンジはもちろんのこと、マイナーチェンジだってお金がかかります。商品をそのままに価値を上げるとしたら、値下げ以外の手はありません。
対象となるクルマは主力のポロ、ゴルフ、ゴルフヴァリントの3車種です。
(VWポロ)
(VWゴルフ)
(ヴァリント)
ポロはこれまで用意されてなかったベーシックグレード「TSI トレンドライン」を追加。199万9千円と200万を切る価格を提示。
ゴルフはベーシックグレード「トレンドライン」が16万円値下げの249万9千円。250万円を切る価格で、しかもホイールがスチールからアルミに仕様変更されています。
ゴルフヴァリントは最上級グレード「TSIハイライン」が5万円の値下げの328万9千円に。
ゴルフヴァリントこそやや貧弱ですが、ポロとゴルフはかなりインパクトを持った価格設定となっています。
続きはこちら→今が買い!? フォルクスワーゲンの値下げとアフターケアサービスが凄い(2)
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