ステーションワゴンの特徴は? メリットとデメリットを詳しく解説

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ステーションワゴンの特徴

エンジンルーム、車室、トランクと分かれている3ボックスがセダンです。そのセダンのルーフを後方まで延長し、車室とトランクルームが一体化した2ボックスがステーションワゴンです。多くのメーカーからセダンとステーションワゴンが同じ名称で発売されています。

 

例えばVWではセダンタイプの「パサート」と、ステーションワゴンタイプの「パサートヴァリアント」。トヨタなら「カローラ」と「カローラフィールダー」です。かつてはエステートやブレークという名称が使われましたが、最近はメーカーでオリジナル名前をつけることが多くなりました。

 

VWパサート

(セダンタイプのVWパサート)

 

VWパサートヴァリアント

(ステーションワゴンタイプのVWパサートヴァリアント)

 

クーペをベースにした3ドアもありますが、主流なのは5ドア。エンジン性能や足回りを強化して、走りも楽しめるようにした「スポーツワゴン」と呼ばれるタイプもあります。国産車ではスバルのレヴォーグが人気です。

 

 

レヴォーグ

(スバル・レヴォーグ)

 

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ステーションワゴンのメリットとデメリット

セダンやクーペをベースにしているので、それに近い性能や乗り心地を楽しめるのがステーションワゴンのメリット。荷物もたくさん積むことができます。最近はシートアレンジも多彩になり、背の高い観葉植物やサーフボードといった長尺物が積み込める車種もあります。上で挙げたスポーツワゴンの場合はラゲージも狭くなりますが、それでもセダンよりは使いやすく作られています。

 

ステーションのワゴンのデメリットはベースのセダンやクーペと比べてザインで見劣りすること。セダンやクーペで完成されたデザインを利便性のために変更しているのですから止むをえません。乗り心地も良く、荷物も入って、物によっては走りも楽しめる。まさに言うことなしのクルマなのですが、どうしても「地味」な印象が拭えません。

 

ワゴンとバン

一部車種にはどう見ても同じ形なのに「ワゴン」と「バン」が用意されているものがあります。例えばトヨタのプロボックスワゴンとプロボックスバン。この場合、ワゴンは乗用車として、バンは商用車を意味します。バンの方は乗り心地や装備が劣り、その分価格が抑えられています。

 

プロボックスワゴン

(トヨタ・プロボックスワゴン)

プロボックスバン

(トヨタ・プロボックスバン)

 

つまり実はこの2つはほぼ同じクルマで、ボディスタイルに違いはありません。余談ですが1ボックスカーでも、ワゴンとバンが設定されている場合があります。

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