ロードスターに新モデルが追加されます。
2LエンジンのRF(リトラクタブルファストバック)です。
クローズドボディの美しさを追求して作られたRFは電動タルガトップを採用。
ルーフのある2シーターになかなかお目にかかれない昨今、ファンには嬉しい仕様です。
ロードスターRFはレスポンスを楽しむ軽快な1.5Lとは全く別物になる模様。
2.0Lエンジンと電動タルガトップの搭載で車重は80kgほど増加するので、
「上質なGTカー」といった存在になるでしょう。
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ロードスターRFには特別塗装色として「マシーングレー」が導入されます。
最近のマツダといえば魂動デザインの象徴「ソウルレッド」ですが、
深い陰影で表現されるこちらも人気になりそうな予感。
RFの美しいフォルムと相まって、
まさに「大人のGTカー」と言った趣です。
国産車からこうした佇まいの車が出るのは嬉しい限り。
誰でも楽しめるスポーツカー
トランスミッションは6MTか6ATから選択。
おそらくRFには6ATがマッチすると思います。
これは用途の問題で、電動タルガトップを採用したということは、
利便性を意識しているということ。
非常におおざっぱに言えば、
電動ハードトップでCVTの「コペン」を選ぶか、
ソフトトップでMTの「S660」を選ぶかという話と同じです。
確かに走りが楽しめるのはS660です。
でも強い日差しや突然の雨など「日頃の便利さ」を考えれば、
やはりコペンを選びたくなるもの。
ロードスターRFは
「利便性を犠牲にして走りだけを求めるのか?」
「利便性を確保しつつ走りも楽しみたいのか?」
という選択肢をユーザーに与えてくれます。
実際、電動トップの開閉にかかる時間は約12秒、
10km/h以下なら走りながらの操作も可能となっており
使いやすさは悪くなさそうです。
これまでオープーンカーと忌避していた層もひきつけるかもしれません。
ロードスターRFは今年10月発表、価格は320万円からと予想されます。
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