12月発売のプリウスPHVがスゴイ! いま話題のプラグインハイブリッドの実力に迫る

プリウスPHEV
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トヨタの次の一手「プラグインハイブリッド」

初代プリウスが発売されたのは1997年。これまでに延べ900万台以上が販売され、来年には1000万台の大台に乗る見通しです。ここまでハイブリッドが普及すれば当然、ユーザーは「次の一手」を求めます。

 

これは個人ユーザーだけの話ではありません。例えばカリフォルニア州ではZEV規制(販売台数に対して一定数のエコカーを販売しなくてはいけないルール)からハイブリッド車を外すことを決定しています。ハイブリッド車はもはや当たり前の存在で、特別エコではないという意思表示がうかがえます。

 

こうした声に応えたのが、プラグインハイブリッド車である新型プリウスPHVです。

 

プラグインハイブリッドはガソリンエンジンとモーターを組み合わせた「ハイブリッド走行」と、モーターだけで走る「ev走行」が可能。さらに給油と給電の両方に対応し、ガス欠ならぬ電欠で立ち往生する心配もありません。電気自動車や燃料電池車まだ課題がある中、次世代のエコカーとして注目されています。

 

新型プリウスPHVのEV走行距離は60キロ。PHEVとしては平均的な数字ですが、注目すべきはそのつくり込み。停止状態から時速120キロまでEV走行で加速します。快適性についてもプリウスよりもワンランク上。エンジンとの協調性や、evに対応した遮音性も高く、プラグインハイブリッドを抜きにしたクルマの素性が優れています。

 

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外装内装

プリウPHVのボディサイズは全長×全幅×全高=4645×1760×1470mm。プリウスと比較すると全幅と全高は変わりませんが、全長が105mm延長されています。

 

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デザインも大胆に変更。画像の上がプリウスPHV、下がプリウス。プリウスPHVはフロント部分の大きなグリルが特徴的。

 

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リアテールランプは縦基調から横基調に変わっています。

 

プリウスPHV

 

さらに内装も大胆に変更。まるでタブレットPのような11.6インチの大型モニターが目を引きます。モニター画面にはカーナビはもちろん、クルマのエネルギー使用状況も表示可能。画面を上下に分割して、地図を表示したまま他の機能も使用できます。

 

プリウスPHV

(リアシート:引用元

 

乗員数はプリウスが5人だったのに対し、プリウスPHVは4人に変更。運転席と助手席がセンターコンソールで分割されるのが、プリウスデザインの特徴の一つ。しかし、今回はリアシートも左右に分割されています。これはPHVに伴い、バッテリーの重量増に対応したものでしょう。トランクについても床面が100ミリ高くなり、容量が小さくなっています。

 

発売時期と価格は?

プリウスPHVは単なる派生車ではありません。むしろプリウスPHVが本丸のような力の入れようです。

 

プラグインハイブリッドはこれまでにも三菱アウトランダーPHEVなどがありますが、一般ユーザーに周知徹底されているとは言い難い状況です。プリウスPHEVはハイブリッドと同様にトヨタが普及させるという意気込みが感じられます。

 

プリウスPHEVは今冬の東京モーターショーで発表後、12月に市販される予定。価格は320万〜350万と予想されています。

 

 

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