新型トゥインゴの評価や価格は? ポルシェと同じRRレイアウトを採用するフランス製ハッチバック

新型トゥインゴ
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ルノーが新型コンパクトカー「トゥインゴ」を発表しました。

 

トゥインゴ最大の注目点は「RR」レイアウトです。
RRレイアウトとはエンジンを後ろに配置し、
その力を伝えるタイヤも後輪ということを意味します。

 

(画像はMRですがエンジンも駆動部もリアにあります)

 

ちなみに現代で一般的なレイアウトは真逆の「FF」です。
これはエンジンがボンネットに収められ、
その力が伝わるタイヤも前輪というタイプです。

 

 

ではなぜトゥインゴは「RR」というレイアウトを選んだのでしょうか?
それは「ファントゥドライブ」を提供するため。

RR車は後ろにエンジンを積んでいるために前方に無駄な荷重がかかりません。
そのため操作性や回頭性が抜群に優れています。

 

またエンジン自体の重みでタイヤのグリップ力が上がるので、
発進時にタイヤの空転を避けれます。
これは加速性能にも長けているということです。

 

つまり、RR車はスポーツテイストの強い車、ということです。
RR車は現代となっては非常にレアな形式ですが、
ポルシェはその形式にこだわり続けて911を開発しています。

 

ポルシェ911カブリオレ

(ポルシェ911カブリオレ)

 

スポーツカーでRRをやるのはまだ想像の範疇です。
これをコンパクトカーでやってしまうというのがさすがルノー。
フランス車の「癖のあるセンス」を感じさせます。

 

トゥインゴはスマートとルノーによる共同開発。
エンジンはルノー製の直列3気筒、897ccターボエンジンを搭載します。
これに6速EDC(デュアルクラッチトランスミッション)の組み合わています。

 

全長2490mm、重量1010〜1030kgというサイズで、
90PSの後輪駆動なら走って楽しくないわけがありません。

 

画像

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デザイン

トゥインゴのもう一つの特徴がデザインです。

 

リアドアハンドルはサッシュに隠すことでスタイリッシュな雰囲気を演出。
「パリの街角に似合うように作られた」という外観は
真面目な日本車やドイツ車にはない気品が感じられます。

 

室内に関しては、
全長は先代モデルよりも100mm短くなっているにもかかわらず、
室内長は130mm拡大しています。

 

これもやはりRRレイアウトのおかげ。
RR車はタイヤを4隅ぎりぎりに配置できるという特徴があります。
(後輪タイヤの位置に注目してみてください)

 

 

トゥインゴはRRレイアウトの特徴をうまくつかみ、
走行性能と使い勝手、さらにデザインを高い次元で融合させることに成功しています。

 

人は選ぶかもしれませんが、
好きな人にはたまらない一台です。

 

価格と発売時期は?

 

日本仕様として導入されたトゥインゴは
上級仕様の「トゥインゴ インテンス」と
そのキャンバストップ仕様の2台。

 

それに50台限定でスポーツ仕様の「バックスポール」、
5MT+NAエンジンの「サンク」が用意されます。

 

各グレードの価格は次の通り

  • インテンス:189万円
  • インテンス キャンバストップ:199万円
  • バックスポール:199万円
  • サンクS:169万円

発売は9月15日。もうすぐです。

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