オーリスがマイナーチェンジ!! ダウンサイジングターボモデル120Tの燃費や評価は?

スポンサーリンク



オーリスがマイナーチェンジ

2015年4月にマイナーチェンジを迎えたオーリス。その一番の注目点は何といってもダウンサイジングターボを搭載した120Tグレードの登場でしょう。

 

今回はそんなオーリス120Tについてまとめてみました。

 

より鋭くなった外観

7541
468383

 

マイチェン後のオーリスの全長は4330mm、現行モデルの全長は4275mmなので55mmの延長です。
これはフロント部分のデザイン変更によるものです。

 

エンブレムとヘッドランプがV字状に繋げられたキーンルックはもともとですが、それがより鋭くなっています。ヘッドランプの目元が上向きに、またバンパー開口部もフォグランプと一体化して大きく開いています。

 

最近のトヨタの顔つきはやや「やりすぎ」な感じもありますが、このオーリスのフォルムに関してはよくマッチしていると思います。

 

ちなみにRSグレードではフロントグリルがハニカム調(蜂の巣のような六角形)デザインに変わります。他にフロントとリアにアンダースポイラーが装着されスポーティな雰囲気が増しています。

 

ダウンサイジングターボってなに?

hjufff

 

ダウンサイジングターボはターボを積んだ排気量の小さいエンジンを指します。ターボエンジンは燃費が悪い、というのは今や昔の話です。ダウンサイジングターボは直噴の進歩により、希薄燃焼による高燃費を実現。ターボならでは発進時の強いトルクで、従来エンジン並みのトルクを兼ね備えています。

 

環境性能と走行性能の両立の為、日本がハイブリッド化を進めた一方、ヨーロッパでは上質な走りも求めてダウンサイジングターボは採用し主流になりました。

 

海外車のダウンサイジングターボ車といえば、何といってもフォルクスワーゲンのゴルフTSIでしょう。ゴルフTSIのエンジンスペックは以下の通り。

 

  • 形式直列4気筒DOHCターボ
  • 総排気量1197cc
  • 最高出力105PS/4500~5500rpm
  • 最大トルク17.8kgm/1400~4000rpm
  • トランスミッション6速AMT
  • JC08モード21.0km/L

 

473973
(ゴルフTSI)

 

オーリスはヨーロッパで販売される「ヨーロッパ版カローラ」的な位置づけです。当然、この車を意識したスペックになっています。

 

オーリスのエンジンスペックは以下の通り。

 

  • 形式直列4気筒DOHCエンジン
  • 総排気量1196cc
  • 最高出力116PS/5200~5600rpm
  • 最大トルク18.9kgm/1500~4000rpm
  • 燃費19.4km/L

 

ご覧のようにゴルフに対して出力やトルクでは勝り、燃費ではやや負けています。この120Tはオーリスの最上位グレードに位置づけられています。その為、燃費よりも走行時のフィーリングを意識したということでしょう。

 

1.5リットルの燃費で、1.8リットル走りを実現した1.2リットルエンジン

02

 

これはオーリスを担当する製品企画本部の安井慎一チーフエンジニアの言葉です。「結局、お前は何リットルなんだ」とちょっとツッコミを入れたくなりますが、にしても凄い性能ですね。

 

実際に比較してみると、1.8リットルNAエンジンを積んだオーリスRSは144PS/18.4kgmです。120Tはトルクではこれを上回っています。

 

ホンダのジェイド。スバルのレヴォーグ。遅ればせながら日本にもやってきたダウンサイジングターボの波。はたしてオーリスは先行していた欧州車達に追いつき、追い越すことができるのでしょうか。

 

 

スポンサーリンク








コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です